家族デザインコーチ渋谷佳子です!
はじめましての方はこちらから
定期的に全国の里親さん達と
オンラインで繋がれる機会があるのですが、
先日参加したときのこと。
ある里親さんが、
『子ども(里子)がゲームで
70万円の課金してしまった』と
話していました。
子どもがゲームで70万円課金したら、
あなたはどう感じますか?
子どもの将来が一気に
不安になるかもしれないですし、
子どもの話を聞く前に
責めて立ててしまうかもしれません。
私だったらショックで一瞬落ち込むだろうな。
(すぐに上がるけど)
この方がどうしたかと言えば
子どもの話はしっかりと聞いて、
あとは放っておいたとのこと。
もちろん放置という意味ではなく、
目と心は配るけど
責任は自分で取らせるというもの。
その70万円は、その里親さんが
彼のために貯金していたお金。
使い切った彼を
「間違っている」と
否定するのは簡単だし、
親が尻ぬぐいをして
乗り越えるのはもっと簡単。
でも
子どもの話をしっかり聞いて
「大丈夫」「乗り越えられる」って
信頼して任せる。
この過程が
本当に大きな愛だなぁって
感じたんです。
なぜなら、
自分が起こした問題を理解して
人生の学びにするためには、
手伝ってもらいながらでも
【自分の力】で乗り越えることが必要。
そのためにも
子ども自身が自分事として
「気づく」必要がある。
親が何とかしてくれる !
自分のせいじゃない!と感じていたら、
結局何度も同じことを
繰り返してしまいます。
でも、子どもが自分で気づく環境を
あえて作っているのですよね。
『自分が困ることでしか
気づけないことがある。』
そんなことをおっしゃっていて
すごく共感したのですが、
親って子どもが
困らないように
嫌な思いをしないように
かわいそうにならないように
先回りしがちです。
(自分が不安だから)
でも実は困ることで初めて子どもは、
他人ごとではなく自分ごとになります。
すると、
どうやったら乗り越えられるかを
自分で考えて行動するようになります。
そのときに大切なのが、
いかに「助けて」と言える
信頼できる大人がまわりにいるかどうか
ということ。
彼は里親さんに自分の気持ちを
話せたことで
これ以上の課金を止められたし
誰かにお金を借りたり
嘘を重ねることもなかった。
話を聞いてもらえて
安心感を感じることができたからこそ、
自分のやったことの責任を
引き受ける覚悟ができた。
大人が子どもの話を聞けるのは
自分自身の声を聴いているから。
大人が子どもを信頼できるのは
自分自身を信頼しているから。
つまり、
普段どれだけ大人が
自分自身の声を聞いて
自分への信頼を
積み重ねているか
その大人のありかたこそ
子どもが問題を乗り越えるときに
大きく影響するということです。
大人の安心感がすべて
子どもの安心感へとつながっていく。
親のありかたを改めて
教わった気がしました。
PS:
そして今週のClubhouseは
5月13日(木)11:55~12:55
『他人と比べてしまう』
嫉妬心との向き合い方
について大好きな田中希さんと
お話しします♪
なかなか有料級なので
ぜひ遊びに来てくださいね!
https://www.joinclubhouse.com/event/m2zE3OAD
今日も心が満たされ
穏やかな一日になりますように☆
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