今日も真夏日になりましたね、夜は熱帯夜で寝苦しいし、体調の管理がなかなか難しいですが、食事をとって乗り切ろうと思います。
癌の再発がわかってから、ドタバタと治療を進めているのですが、この辺りで一度振り返って、どの様に進めてきたのか記録を残しておきます。
1.手術後4年半の診断
4月の初旬にCTを撮って、5月の連休前に4年半目の定期診断を受診した。
その際に外科の主治医より、「再発・腹膜播種」の診断が下り、既に腹水が溜まり始めており「肝臓等への転移はない」との診断でしたが、余命は半年程度と診断された。
外科としては措置することがないことから、「腫瘍内科」への転科を指示され、即時転科することを決定した。
2.腫瘍内科の診断と治療
連休明けに「腫瘍内科」を受診し、化学療法の実施について相談し、「パクリタキセル」の点滴治療を行うことを決めた。
その際に腹水が溜まっていることから、血栓ができる可能性があると診断され、下半身のエコー検査を実施したところ左右のひざ下、右太ももに血栓が確認され、即日「血管内科」を受診し「エリキュース」の集中投与を決定した。(Dダイマー数値:0.5以下に対し、10.5の高い数値)
併せて腫瘍内科の医師に、「セカンドオピニオン」の実施について説明し、データの提供を受けることにした。
その後の化学療法の日程は決定しておいて、セカンドオピニオンを実施することにした。
3.セカンドオピニオンの実施
5月中旬にセカンドオピニオンを実施し、担当医から腹膜播種の状況と今後の治療方針について相談し、受け入れの承諾を得ることが出来たので、転院することを決定した。
受け入れまでに時間があることから、これまでの病院で2週間点滴治療を受けることにし、予定通り点滴を行い治療を終了した。
4.転院とその後の治療経過
6月になり新しい病院に転院し、即時に入院し翌日には腹腔のポート手術を実施し、その際に5リットル以上の腹水と出血があり、輸血を行って手術を終了した。
手術後1週間の安静期間を置いて、第1週目の「アブラキサン」の点滴投与と「パクリタキセル」の腹腔内投与を開始し、第1週目の腹水の量は途中で中止したが「500CC」でした。まだ腹腔内の出血があり腹水の色は赤かったです。
第2週目の化学療法の際の腹水の量は「600CC」と、前回よりも減少傾向にあった。まだ出血はあるものの、少し色が薄くなっていた。
第3週の腹水は「400CC」とさらに減少していた。出血も収まり薄いピンク色程度になっていた。
この間の体重は62Kgから55Kgに減少し、食事は通常通りにできるのですが、体重は増加しない状態が続いています。
副作用については想像していたよりも格段に軽く、体はだるい状態ですが「吐き気・悪心」はなく、痺れとかも出ていません。1度口内炎になりかけましたが、漢方の措置ですぐに改善しました。
5.その後
3週目の投与が終わり休薬になったので、一度退院して仕事に復帰しましたが、やはり疲れやすい傾向にはありますが普通の生活を送っています。
備忘録的に記録しておきました。