朝から寒い雨が降って、まるで私の気分を写しているようで、なんとも寒く白けた景色に見えます。
昨日は腫瘍内科に転科して、最初の診察でした。
病院に着いて少しすると、「血液検査とレントゲン撮影をお願いします。」とのことで、アタフタと検査室を回って、気がつくとお昼なので、家内と近所のお蕎麦屋さんの暖簾をくぐって、ソバではなく温かいうどんを食しました。(家内は、蕎麦屋でかつ丼が定番)
1時頃から診察が始まりましたが、転移の場所、腹水と腸の状況、数値の変化など、ある程度理解していることを繰り返し説明があり、ハイハイと聞き流して(外科の主治医に比べれば格段の差がありました)。
さて治療の話になると、
医師: 最初は「TS-1」を使いましょうか、この薬は1年経過すると使え
るので。
私 : 前に1年使って今回再発したのに、また使うのですか??
医師: やってみないとわからないけど、効くかもしれない。
私 : ほかの薬にして下さい。
医師: では、タキセルで行きましょうか。
私 : どんな薬ですか?
医師: 投薬方法(点滴)、副作用の説明をだらだら。
私 : どのくらいの期間投薬するのですか??
医者: 薬が効かないと違う薬にするけど、効いていたら使い続ける。
私 : 絶句・・・・
医者: では来週から点滴しますね。
家内: セカンドオピニオンをお願いしたいのですけど。
医師: どこですか??
家内: 〇〇大学医学部の〇〇先生です。
「私よりも家内の方が調べているので、すらすらと説明してます。」
家内: 5月14日に予約しているので、書類急いでもらえます!!
医者: 〇〇先生のところは、腹腔内投薬をしてますよね。
タキセルの直接投与と点滴の併用ですね。
「急に本気になったのか、わかりました急いで作ります。」
慎重で丁寧な医師でしたが、専門は血管内科で腫瘍内科ではなく、以前担当になった消化器内科の医師の方が情報量が多く、説明も合理的でしたが、この医師はバカ丁寧な説明で話を引き延ばすので、「それは〇〇ということですね。」と結果を端折って言うと、「そうです。」と言ってやっと次の話に、あれでは患者さんは理解できないかも。
そんなこんなで第1回目の診断の結果として、腹水は増加しており予断を許さない状況となっています。
ここ数日は「寝たり、起きたり」すると、強い吐き気がきますので、吐き気止めを処方してもらいました。
吐き気止めはあまり効きませんが無いよりましと、食事の前に服用しています。
これで抗癌剤治療が加わると、食事ができるのか不安になってしまいますが、少しでも栄養を摂らないといけませんので、良い方法があったら教えてください!!
今朝は「パンがゆ」にして、ゆっくりと食べてみました。何とか食べられましたが、吐き気が強く出るのでこの辺りの改善策を考えないといけません。
弱気になることなく、前向きに失敗を恐れずに進むように、家内と決めていますので、自己管理(食事)を何とか改善したいですね。