先日、知り合いの先生にお願いして、伴奏法のレッスンを受けました。

ピアノの個人レッスンを受けるのは、何年ぶりか…

 

伴奏の演奏がほとんどなので、声楽のレッスンに付いていって、声楽の先生にアドバイスもらったり、合唱の講習会などで、合唱指揮者の先生に音色などアドバイスもらうことはあったのですが、ピアノのレッスンを受けることをずっとさぼっていました。。。

 

がっつりピアノの先生にみてもらうってどういうことか。

久しぶりにレッスンを受けて、そうだ、こういう感じだったと思い出しました(笑)

 

普段、私が、自分の生徒たちに言っていること、細かすぎるかなぁと思っていたけど、

実際受けたら、私のやっていることなんて、全然でした。

要するに、もっと細かい!

 

そう、ピアニストたちは、一音一音の精度を上げるところまであげるのです。

 

今回は、日本歌曲のピアノ伴奏の曲を見てもらいました。

いつも一緒に演奏する歌の方にも付き添ってもらって。

 

レッスンをお願いした先生は、大学院のオペラ研究科の専属伴奏をなさっていたり、歌曲の共演者として演奏会をたくさんされている方で、その方に見てもらえて、本当に良かった。

やはり、ソロの演奏だけではない、歌曲、特に、日本歌曲に精通した方の、説得力のある助言をたくさんいただきました。

 

自分なりに考えて、練習して、本番も踏んだことがある曲でしたが、

自分が感じていることと、客観的に聴こえている感じが、全然違うこと。

 

結構強く弾いているつもりでも、何度も「もっと」と言われたり、

ここは柔らかい音がいいだろうと思っていたら、「そこは固い音で」と真逆のことを言われたり。

 

で、その通りに弾いたら、確かに「良い」のです。

自分だけでは分からないね。

 

レッスンを受ける意味を、改めて感じた、貴重な時間でした。

 

今回は、歌曲の伴奏でしたが、他の合唱や器楽の伴奏にも生かせそうです。

 

最近、「深い練習」ができなくて彷徨っていましたが、一つの解決法がレッスンを受けることだなと思いました。

また、受けに行こう。