歯科医師・美女製造プロデューサーの
小川恵子です
歯医者だって、歯が欠けることがある。
私は、先日、朝から異常に凹んでいた。
その前日の夜、最高すぎることがあったのに
そんな最高の記憶が、吹っ飛ばされる勢いで凹んでいた。
あぁ、ついに、ついに、このときがきてしまった。
いつか、くることは知っていたが
まさか、それがそのときに起こるとは。
朝ごはんを食べている最中に、
舌に何かいつもと違う、違和感を覚えた。
最初は、ほうれん草を食べたときの
あの歯のギシギシ感だと思っていた。
(ほうれん草を食べると、私は歯がギシギシする)
なんだろう、このギシギシ、ガサガサ感。
・
・
・
・
・
あっ!まさか!
やっちまった。
3月の頭くらいだっただろうか、
チョコを食べたときに、
左側上下の歯が全部激痛。
なんだ?
なんなんだ、この痛みは!!
チョコ、一口に対し、30分近い激痛。
痛みの原因は、わかっている。
小さい頃から、歯ぎしり食いしばりが酷かった私は、
大人になっても、激しいままだ。
自分のメソッドで、かなり軽減したものの、
やはりやめることができない。
「私のメソッド」とはこちら↓↓
つまり、歯ぎしりにより、歯がすり減ったり、
刺激がいき、
そこから起こる、知覚過敏がある。
今回もそれだろうが、
それにしても、こんな激痛は味わったことがない。
一体、どの歯が原因なのだろうか?
鏡を見ながら、
打診痛と冷水痛の確認をしてみる。
(歯医者っぽい)
確認するまでもなく、
すぐに見つけた。
私の左下の犬歯の先端に深い亀裂が入っていた。
お見苦しくてすみません!
まずいぞ、これは。
これが欠けた場合、
状態によっては抜髄(神経を取るってやつ)になるかもしれない。
それだけは絶対に避けたい。
神経を取ることで、
歯の色は濃くなるし、
なにより脆くなって、欠けたりしやすくなる。
そして、あれは死ぬほど痛い治療だ。
過去に、右下の歯の神経を取っているが、
あれは二度と受けたくない。
万が一、根まで真っ二つ、なんてなった日には、
選択肢は抜歯だ。
それは、もっと避けたい。
なんて、ことを考えながら、
日々経過を追ってきたが、
ついに、ついに!
いや、ついに、というよりも、
思ったよりも、早く欠けた。
そして、思ったよりも、
「良好な状態」で欠けてくれた。
さすが私の歯。わかっていらっしゃる。
先に少しだけ、調整しておけば良かったのだが
その余裕もなく、放置してしまったのも良くなかった。
幸い、痛みがないし、欠けた部分が表面だけだったため、
詰めたり、かぶせたりするのではなく
透明の液体みたいなものを
自分で塗って対処。
自分で自分の治療をしたりすると
よくブラックジャックみたい!と言われるが
この程度のものなら、
わざわざ誰かにお願いすることもない。
ざっと応急処置をしておいた。
私たちは、日々、体の様々な部分を消耗して生きている。
生まれ変わっていく組織もあれば
歯のように、決して同じものに戻らない組織もある。
どんなに医療が進化しても、
この歯科の世界は変わらない部分が多々ある。
そのため、
今回の私のように、何か起きてから、大騒ぎして歯医者に駆け込むのではなく、
定期的に歯医者で、何も起きていないか、
を確認してもらいつつ、
メンテナンスをしに行ってほしい。
私が、普段行なっている、ホワイトニングも
歯を丈夫にしてくれるのでオススメ。