カードを全く適当に配り終わり、次へ。
手持ちの中から、揃っているカードを場に捨てる作業。
ふたりでやってるから捨てるカードも多い。
小さな手にあふれんばかりのカードを、
やっぱりぱらぱら落としながら一生懸命に捨てている。
先生は後ろから微笑ましくその様子を見ていた。
ふと見るとなんと、既に場にババが捨てられているではないか。
先生はそれぞれの後ろへ回り込み、
手持ちのカードを覗いてみた。
どちらの手札にもババの姿はなかった。
どうやら、ババを2枚入れて始めたようだ。
それでもふたりはババのないババ抜きを続けていたのだが…
それなら最後はきれいに手持ちがなくなる筈のババ抜きで、
Hちゃんが3枚を残して負けた。
手持ちカードがなくなったS君、
「やったあー!」と声をあげ、万歳をして大喜び。
Hちゃんは、「まけたあーっ!」と、
カードを叩きつけて悔しがった。
ババ抜きでババがないぐらいどってことない、
うつわの大きなふたりだった。
