自分の気持ちを伝える時、

主語が“わたし”か“あなた”か。

たったこれだけの違いで、

伝えたい内容も

相手に伝わる内容も

変わってしまいます。






例えば、

帰りが遅くて、外食ばかりの夫。

妻はそんな夫の健康がとても心配です。




今日はそのことについて

話そうと妻は思っています。




一言目があなたが主語の

あなたメッセージ。




「あなたって、いつも帰りが遅いよね」



・・・

どう感じますか?

わたしは、責められてるように感じました。

早く帰ってきて欲しいのに泣

二言目に心配していると話しても

夫の心に届くかな?






次はわたしが主語の

わたしメッセージ。



「わたしは、外食が多い夫の健康が心配なの」



一言目から、夫が心配だと言えました。

「早く帰ってきて欲しいな」

「一緒に食事したいな」

こんな風にどうしたいかも、

話しやすい。





わたし自身、

伝えないと相手は気づいてくれない

と思うことがあり、

わたしメッセージ

思いを伝えたことがありました。




「それを言われるのは嫌なので

言わないで欲しい」



「わたし自身は納得してることなので

言わないで欲しい」




こんなことを伝えました。




直後は、

わたしの方が罪悪感がありましたが、

その人は、止めてくれました。

半年経って、良い関係を続けています。

いま思えば、

心配してくれてありがとう

と伝えれば良かったな。




罪悪感があったのは、

このことで相手を傷付けたらどうしよう

と良い人でいたい気持ちがあったから。





“わたしメッセージ”は、

相手を批難したり、

悪者にするものではありません。





相手が受け入れてくれなかったとしても、

そういうこともあるよなぁと

受け止めてください。




次にお願いしたら

聞いてくれるかもしれません。





気持ちを伝える時は、

わたしの気持ちがすんなり言える、

わたしメッセージを使ってみませんか?