市場は戦争に飽きている。でも終わらない理由
『攻殻機動隊②相場じゃない。動いているのは“情報”だった』攻殻機動隊シリーズ『攻殻機動隊は未来予言だったのか。投資家が感じる世界の違和感』関連記事『本当の自由とは何か。進撃の巨人を見て投資と人間を考えた話』本当の自由…ameblo.jp先日の記事に書いたように相場より先に情報の暴走が始まっている。情報は増えているのに何も整理されていない停戦案が出るでも合意しない期限が出るでも延びるずっと同じことを繰り返しているように見えるでも今回の本質はそこじゃないなぜ決まらないのか■停戦案の“怪しさ”停戦案は出ている。でも・ホワイトハウスはノーコメント・報道は「関係者筋」ベース・イランは条件を変えていない再送米・イラン・仲介国、45日間停戦の条件について協議 アクシオス報道(ロイター) - Yahoo!ニュース(文中の助詞を修正して再送します) [5日 ロイター] - 米ニュースサイトのアクシオスは5日、米国、イラン、および中東湾岸地域の仲介国グループが、45日間の停戦の条件について協議していると報news.yahoo.co.jpさらに決定的なのがこれ「一時停戦ではホルムズは開けない」US-Israeli attacks intensify, killing 34, as Iran rejects Hormuz deadlineIranian officials dismiss Trump's ultimatum, condemn latest threats as 'incitement to war crimes'.www.aljazeera.comつまり停戦しても物流は戻らないここで構造が変わった戦争=問題物流=問題■トランプの“期限延期”• 3月21日:48時間• 3月23日:5日間延長• 3月26日:10日間延長 ⇒期限:日本時間 4月7日(火)午前9時• 4月5日:1日延長 ⇒期限:日本時間 4月8日(水)午前9時一見するとブレている。でも実際は決めきれない構造理由は・攻撃 → 原油上昇・撤退 → 主導権喪失・同盟 → 調整必要つまりどっちも選べないだから期限だけが延びる■仲裁国(ここがややこしい)今回の特徴は多国間仲裁主なプレイヤー・オマーン → 中心的な仲介・湾岸諸国(GCC)→ 利害当事者・パキスタン → 調整報道あり・欧州 → 外交圧力全員の利害が違うつまり全員が納得しないと決まらない構造だから決まらない。■中東の構図(シンプル整理)■イラン側・イラン・ヒズボラ・フーシ派■対抗側・イスラエル・アメリカ■調整・鍵を握る側・サウジ・UAE・湾岸諸国(GCC)一番重要なのは湾岸諸国。■サウジの本当の力サウジはただの産油国ではない。世界唯一の“スイングプロデューサー”つまり供給を動かして価格をコントロールできる存在ここで出ている議論「イランがホルムズを支配すれば最強」これは半分正しい。でも現実はそのままは起きない理由は湾岸諸国が絶対に許さないもしイランが海峡を完全支配すれば・サウジ → 影響力消失・UAE → 経済打撃・湾岸 → 覇権喪失完全に存亡の問題だからGCCはアメリカを引き止める側に回る。「逃げるな」という圧力がかかる※GCC(Gulf Cooperation Council:湾岸協力会議)中東のペルシャ湾岸に位置するサウジアラビア、UAE、カタール、クウェート、オマーン、バーレーンの6か国で構成される地域協力機構。■ペトロダラーと中国ここは誤解が多い。事実・ドル決済=原油支配の基盤・中国=人民元決済を拡大中確かに多極化は進んでいるでも中国が裏で操っている静観しながら機会を待っている中国の立場は・最大のエネルギー輸入国・不安定は困る・でもドル支配は崩したい壊したくはないでも弱体化は歓迎■今回の本質ここまで整理すると見えてくる。これは戦争ではない“エネルギーと通貨の支配争い”争っているものは・原油・海峡(ホルムズ)・通貨(ドル vs 多極化)だから簡単に終わらない■相場とのズレ株→ 停戦期待原油→ 現実(変化なし)だからズレるさらに日本は・円安・原油高・金利上昇スタグフレーションの入口■結論停戦しても終わらないなぜなら問題は戦争ではなく構造だからそして今の相場はその構造をまだ織り込めていない。『地上戦で終わるのか。それとも物流だけ壊れたままなのか』先週出した記事『早期決着は本当に可能なのか。市場が織り切れていない現実』関連記事『市場が政治を信用しなくなった日~原油100ドルとホルムズ海峡リスク~』NY…ameblo.jp上がるでも続かない何度も書いているがリバ下げを繰り返す。市場は戦争に飽きているでも構造は、まだ始まったばかりかもしれない。「戦争が終わるかではなく、誰が握るかで世界は決まる」『初心者さん向け相場用語集』ロット:売買する株数のまとまり(単位)を指し、日本では通常100株が1ロット(1単元)として扱われる。単元未満株・ミニ株:1株単位での購入が可能な制度。単元…ameblo.jpスタグフレーション(Stagflation):景気が停滞(Stagnation)する中で、物価が持続的に上昇(Inflation)する、不況下のインフレ現象『自己紹介』はじめまして元 社会的不適合者(笑) の 株専業投資家☆kei☆ です。投資歴は約10年いまは株式投資だけで生計をたてています。このブログでは一発逆転の投…ameblo.jp