セクハラ。
パワハラ。
マタハラ。
アルハラ。
このくらいなら、
私にも分かる。
というか、
私の「○○ハラ」の知識は、
ほぼここで止まっていた![]()
ところが調べてみると、
世の中には、
私の知らない「ハラ」が、
大量に存在していることを知った。
例えば、
スメハラ。
テクハラ。
ソーハラ。
ジタハラ。
フキハラ。
マルハラ。
そして、
ハラハラ。
全然意味が分からないw
ということで、
一体いつから、
世の中がこんなに、
ハラだらけになったのか![]()
ちょっと調べてみた。
元祖は、かなり真面目な話だった
そもそも、
ハラスメントの元祖ともいえる、
sexual harassment
という言葉が広まったのは、
1970年代のアメリカだった。
当時、
職場で性的な嫌がらせを受けたり、
性的な要求を拒否することで、
仕事上の不利益を受けたりする女性がいた。
しかし、
そうした問題をまとめて表す、
共通の名前がなかった。
1975年、
米コーネル大学の職員だった、
カーミタ・ウッドの経験などをきっかけに、
sexual harassment
という言葉が使われるようになっていった。
つまり、
元々は、
今まで名前のなかった深刻な問題に、
名前を付けたのである![]()
ここまでは、
非常によく分かる。
そして、
日本でも1980年代末になると、
セクハラ
という言葉が、
一気に知られるようになった。
さらに、
2001年には、
職場の力関係を背景とした嫌がらせなどを表す、
「パワー・ハラスメント」
という言葉が生まれた![]()
実はこれ、
英語圏から輸入した言葉ではなく、
日本で作られた言葉らしい。
岡田康子氏らが、
職場で起きていた問題に名前を付けたものだった。
その後、
マタハラ。
パタハラ。
アカハラ。
など、
具体的な問題ごとに、
さまざまな名前が付いていく。
ところが、「ハラ」が独り歩きを始めた
ここまでは、
分かる。
問題がある。
↓
その問題に名前を付ける。
↓
社会で認識しやすくなる。
ところが、
いつの頃からか、
様子がおかしくなってくる。
臭い。
↓
スメハラ。
IT知識の差。
↓
テクハラ。
SNS。
↓
ソーハラ。
カラオケ。
↓
カラハラ。
そして、
ついには、
「。」
↓
マルハラ。
なんかもう、
「ハラスメント」を略しているというより、
「ハラ」そのものが、
日本語の部品になっているw
そして、ついに自分を食い始めた
「○○ハラ」が、
どんどん増える。
すると今度は、
何でもかんでも、
「それ、ハラスメントですよ」
と言われること自体が、
問題になった![]()
そこで登場したのが、
ハラスメント・ハラスメント。
略して、
ハラハラ。
ハラスメントと言いすぎるのも、
ハラスメントらしい。
ここまで来ると、
もう一周どころではない。
一周半くらい回っている![]()
しかも、
これも単なるネット上のネタかと思ったら、
厚生労働省の研修資料にも、
「ハラスメント・ハラスメント(ハラハラ)」
という項目があった。
正当な行為をハラスメントだと過剰に主張する行為、
などと説明されている。
ちゃんと研修するやつだった![]()
そして「。」まで来た
私が、
一番意味が分からなかったのが、
マルハラ。
例えば、
LINEなどで、
「了解しました。」
と送る。
この最後の、
「。」
冷たい。
怒っているように感じる。
会話を打ち切られたように感じる。
という人がいるらしい。
気持ちはわかる。
ただ、
○○ハラにする必要が全然意味不明![]()
と思ったのだが、
これも調べてみると、
少し話が違った。
若者が一斉に、
「句点はハラスメントだ!」
と言い始めた、
という話ではない。
2024年に、
ABEMAの番組から、
「マルハラ」
という言葉が生まれ、
その後、
メディアなどで大きく広がったものだった。
プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
若者が何でもハラスメントにしている、
という単純な話でもなかった![]()
名前を付けること自体は、悪くない
こうして調べてみると、
最初のセクハラも、
パワハラも、
それまで、
「そんなものは我慢しろ」
で済まされていた問題に、
名前を付けたものだった。
名前が付けば、
問題として認識できる。
相談もしやすくなる。
だから、
ハラスメントという考え方そのものが、
おかしいわけではない。
ただ、
ここまで、
○○ハラが増殖してくると、
ちょっと思う。
「不快であること」と、
「ハラスメントであること」は、
全部同じなのだろうか![]()
そして、
何でもハラスメントと言うことを、
ハラスメントと呼ぶ、
ハラハラまで誕生した。
さらに、
そのハラハラを防止するために、
ハラスメント研修をする。
凄い馬鹿馬鹿しい話だけれど、
真面目な話にもなっている。
やっぱり、
株ババァには、
あんまり意味がわからない。





