インドは伸びる![]()
そう思っていた。
人口は世界一。
若い。
IT人材も多い。
世界の中で見ても
これから大きくなる国の一つだと思う。
実際、
インドは今後10年〜15年で
世界3位の経済大国になる
とも言われている![]()
だから、
投資先としても気になっていた。
インドETFや投資信託を
持っている人も多い。
でも私は、
ずっと踏み込めなかった。
理由は
ウォーレンバフェットの
「わからないものには投資しない」
という考え方を
長期投資では前提にしているからだ。
特に引っかかっていたのは、
通貨だった![]()
インドルピーは、
長期で見ると弱い。
そして過去には、
高額紙幣が突然使えなくなった![]()
この出来事が、
どうしても頭に残っていた。
ルールが変わる国![]()
そういう印象を持った。
だから、
なんとなく伸びると分かっていても、
投資には踏み込めなかった。
でも今回、
改めて調べてみて、
もう一つ大きな気づきがあった![]()
インド株は
見ている数字と、
実際の投資リターンが
同じではないということだ![]()
インド株は確かに上がっている![]()
でも
通貨はそこまで強くない![]()
つまり
株価の上昇が、
そのまま投資リターンになるとは限らない。
新興国投資は
企業の成長だけではなく、
通貨を維持できるかも重要になる![]()
私はこの部分を、
正直そこまで理解できていなかった。
ここでようやく、
自分の違和感の正体が見えた気がした。
インドは伸びる。
それは多分間違っていない。
でも、
その成長が、
そのまま投資リターンになるかは、
別の話だった。
さらにもう一つ
この国の難しさがある。
そもそもインドは、
外から個別株を選んで投資するのが
簡単ではない。
一般的には
インデックス型の投資信託かETF、
もしくはアクティブ投資信託になる。
つまり
銘柄ではなく、
「国そのもの」に
投資する形になりやすい![]()
ここが、
他の市場と少し違うと感じた。
だからこそ、
単純な成長ストーリーだけでは、
判断しきれない。
インドという国自体を
ある程度理解しないと、
納得して投資できないと思った。
そしてその中身を見ていくと、
やはり一筋縄ではいかない![]()
アメリカとも付き合う。
ロシアとも付き合う。
イランとも話す。
でも
中国とパキスタンとは緊張状態![]()
どこにも属さないようで、
ちゃんと線は引いている。
宗教も同じだ![]()
ヒンドゥー教は多神教に見えるが、
全部を一つとして扱う世界観がある。
インドという国自体が、
“矛盾を抱えたまま成立している”
ように見える![]()
市場も、
通貨も、
政策も、
全部同じだと思った。
完全に自由ではない。
でも閉じてもいない。
全部をコントロールしながら、
少しずつ前に進む![]()
そういう国だと思った。
だから
投資も同じで、
単純ではない![]()
アメリカのように
インデックスで放置、
という感じでもない気がする。
インドは
銘柄というより、
“国家構造そのもの”
に投資する市場に近いと思った![]()
成長はすると思う。
でも
その成長が、
そのまま投資リターンになるとは限らない。
最近は、
中東情勢悪化による原油上昇で、
インドルピーも弱含んでいる。
インドはエネルギー輸入依存が高い。
つまり
成長国である一方で、
エネルギー価格上昇や、
地政学リスクに弱い側面も持っている![]()
https://jp.reuters.com/opinion/CQXOHC3NGRKV3IYMKIOET744HI-2026-05-14/
今回調べてみて思ったのは
インドは、
思っていたよりも
複雑な構造を持つ国だという事だった。
だからこそ
もう少し、
様々な角度から
この国を理解してからでないと、
自分は投資できない![]()
それが、
今の私の結論だ![]()




