来月、ミディアムさんの予約をしています。

3ヶ月待ちだった。


予約するまで悩んで迷って

ある時、『今しなきゃ』

と思い立ち、予約のページを開けると

ひと枠だけ空いていて


ポチッと予約しました

それは夫を荼毘した日


全くの偶然なんです。


予約時間は

夫のお骨と自宅に戻った頃。


夫の肉体をお空に帰している間

次男は項垂れて焼却炉の扉の前に

座り込んで動かなかった


コロナ禍だったので

決められた場内の消毒作業のために

係員が『出てくださいますか…』と。


抱えるようにして外に出たら

思いがけないほどの強い日差し

まるで夫が登っていくための梯子のようだった


係の人が小走りに私たちに

水分を運んでくれた。


西陽に当たりながら下を向き

びくともしない次男を葬儀社の人は

椅子を用意して次男を座らせてくれた。


長男には

家族のための食事への付き添いを頼んだ


皆が必死で踏ん張っていたその日


3年後のその日に

夫と話ができるかもしれない。

もしかしたら

来ないかも、とも考える


私とはもう関わりたく無いのかも

不安は尽きない


来てくれたとしても

何を聞いて

何を知ればいいの?