2024.08.08
栗東 : 石坂公一厩舎
石坂公一調教師「今朝（木）は引き運動のみの調整です。昨日（水）の追い切りは新聞社によっては“一杯”の表記になっていたようですが、終いの反応を確かめるために若干促した程度で、贔屓目に見ても“強め”くらい。私の感覚ではほとんど馬なりだったと思っています。もちろん目一杯ではなく、併せた相手に合わせて余力を残したままゴールしましたから、一日経った今朝（木）も脚元や馬体に異常はありませんし、飼い葉もしっかり食べています。追い切りによる反動は見られないですね。今のところレースで特殊な馬具を着ける予定はなく、念のためメンコを着用してゲート裏で外すつもりで考えています。正直なところゲートはあまり速くないので、それがレースに行ってどう出るかですが、2000mなら大きなロスにはならないでしょうし、先週にゲートから出していますから、その効果にも期待したいですね。なお、直近の計量で馬体重は486キロでした。太め感はなく、ちょうどいい体つきだと思います。一頓挫あったものの幸い大きな影響はなく、ここまでは比較的順調にくることができました。いいコンディションでレースへ向かえそうですから、どんな競馬をしてくれるのか我々も楽しみにしていますよ」
※8月11日（日）中京5R・2歳新馬（芝2000m）に西村淳也騎手で出走します。
2024.08.07
栗東 : 石坂公一厩舎
調教タイム
栗東坂良 助 手 54.1-38.7-24.5-11.8 一杯
ヴェロクオーレ(三未勝)末強めに0.5秒先行同入
石坂公一調教師「今週末のデビューに向けて、今朝（水）最終追い切りを消化しました。朝一番の馬場で、3歳未勝利馬との併せ馬。今回はシークエルが2馬身ほど先行する形でしたが、最後は相手に合わせる感じで馬なりのまま併入でフィニッシュしています。攻め駆けするタイプのパートナーに全く引けを取っていませんでしたし、ラスト1ハロンは持ったままで11.8を計時。この時期の2歳馬で、しかも馬なりではなかなか出せない時計ですからね。息遣いも良く、不足のない状態に仕上がったと思います。あとは無事にレース当日を迎えることができれば…といったところ。放牧先でしっかり乗り込んでくれたことも大きいとは思いますが、時計の出方が変わってきたように、ここにきての上昇度は目を見張るものがありますね。開幕週の芝2000mということで、なかなか骨っぽいメンバーになりそうですが、それでもシークエルは有力馬の一角を占めているというのが私の見立て。能力を出し切ればチャンスは十分あるはずです」
※8月11日（日）中京5R・2歳新馬（芝2000m）を西村淳也騎手で予定。
シークエルちゃんは、今週の出走が決まりました。
石坂先生が仰るように、昨日の追い切りの時計は媒体によって「一杯」だったり「強め」だったりとちょっとまちまちだったのですが。
実際の所は、道中は少し促したけれど、さほど追ってはいなかったという所だったようですね。
もしかすると追い切り映像が見られるかなと思っていたのですが、流石に新馬戦が増えて来たという事もあり、レーシングビュアーのサイトでは動画の掲載がありませんでした…残念。
デビュー戦は最終的には9頭立てに。
頭数は手頃になりましたが、メンバーは結構骨っぽいですし、シークエルちゃの性格的にも初戦からというのは少し厳しいかも知れませんが、不利は受けづらい頭数だと思いますので、まずは伸び伸び走って来てくれたらと思います。
頑張ってくれますように。