ルージュロッサ近況情報(7/24) | Riverdanceをご一緒に

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2024.07.24
引退

本馬は7月20日の小倉競馬・3歳未勝利(ダ1700m)に出走して14着での入線。これまでの競走成績やレース内容、良化には時間が掛かるという現状や脚元の状態などを踏まえて本馬の今後について関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。なお、本馬は乗用馬に転向する予定です。長い間、ルージュロッサ号にご声援をいただき、ありがとうございました。

武幸四郎調教師「あのような競馬になってしまい、すみません。脚元のこともあってどうしても目一杯に追い切ることができませんし、今回のレース後もレントゲン、エコーともに所見はなかったものの、両前の球節がモヤッとして熱を持っているため、続けて競馬に使うとなると厳しい状態です。どうしても体の連動のない走りになってしまい収縮ができない分、ずっと力を使って走る感じなのでスタミナがもたないですし、柔らかみもないので脚元にも負担が掛かってしまうのでしょう。すぐには使えないこと、ここから変わってくるにはそれなりの時間が必要なうえに脚元の不安もあることを踏まえてクラブ側と協議した結果、ここで引退となりました。いつ故障してもおかしくない脚元でも頑張って耐えて走ってくれましたが、結果を出すことができず申し訳ありません。この後は乗馬になるということで、乗馬なら脚も大丈夫でしょうし、性格もいいので次の馬生が幸せなものになるよう願っております」
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ロッサちゃん、引退になりました。
この成績と脚元ではこの結果もやむなしですが、やはり繁殖には上がれないのですよね。

クラブがオルフェーヴルを評価していないのだろうとは常々思っていますし、母父Galileoの繁殖もほぼ手放してしまったように、ロッサちゃんに血統的価値は見出していないのだと思うのですよね。
しかも体質難の一族で、ロッサちゃん自身も今度良くなる可能性はあっても、現状脚元に難あり。
脚部不安は遺伝しやすいと聞いた事もありますので、仕方ないですね……。

今回の脚部不安の話が出た時にすぐ思い出したのは、1歳9月に両前脚の繋ぎに外傷を負ったという更新があったこと。
そこからずっと繋に痕が残っていましたので、もしかすると外傷の影響で周辺の生成がおかしくなってしまったのかな…などと考えたりもします。

デビューまで辿り着かなかった兄姉が多い中、デビュー出来て2戦走れただけ良かったと思わなければならないのでしょうが、それでもやはり、やるせないです…。

今後は乗馬になるとの事。
見た目も綺麗な仔ですので、周囲の方々に可愛がられて次のお仕事を楽しく過ごせたらと思います。

ロッサちゃん、本当にありがとう。
次の馬生が幸せなものでありますように。