レース後コメント…セラドナイト(6/16) | Riverdanceをご一緒に

Riverdanceをご一緒に

東京サラブレッドクラブ・シルクホースクラブの一口愛馬応援ブログです
当ブログは東京サラブレッドクラブ、シルク・ホースクラブより
記事、写真の転記・転載の許可を頂いています。
全ての掲載写真の転載はお断り致します。

2024.06.16 レースレポート
6月16日(日) 函館7R 3歳以上1勝クラス (牝) ダート1700m 小林美駒(52.0kg) 13着 11人気

小林美駒騎手「思ったよりもスタートから行きっぷりが良くて、いい位置で競馬を進めることが出来ました。ただ、ハミを噛みながらの追走で力みがあったことから、早めに手ごたえが無くなってしまいました。前捌きに硬さのある馬で、直線で右手前から左手前に替えるのもあまり上手ではなく、ミスステップもしていました」

木村哲也調教師「前走は少し忙しい感じもありましたし、距離延長と牝馬限定戦で前進が期待できればと思っていました。ただ、ジョッキーによると、道中は力み気味で走ってしまっていたようで、その分勝負どころから早くも苦しくなり出してしまい、促してもフットワークが伸びて行かず、ズルズルと後退する格好になってしまいました。新馬戦では勝利を収めてくれたものの、1勝クラスに昇級後は芝を使ったり、ダートでも距離を変えたりと色々と試したものの、良い結果を残すことが出来ず、申し訳ありませんでした」

近走の競走内容を考慮して今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることに致しました。今後は繁殖牝馬となる予定ですが、詳細につきましては、後日あらためてメッセージボックスにてご報告いたします。



セラドナイトちゃんの引退が決まりました。
この全く向いていないだろう条件での出走がラストランというのは悔しいですが……。
頑張ってくれたと思います。



当日の馬体重はプラス6kgの452kg。
セラドナイトちゃんなりには良い形かなと思いましたが、やっぱりちょっとメリハリが無く映ります。



スタートはポンと出ました。
1700mの距離は本質的には長いでしょうけれど、雨で若干湿った馬場が味方してくれないでしょうか…。



距離の事もあるのか、ハナを叩く事もなさそうです。



他馬を気にする仔なので、その位置はあんまり良く無いですね…。





この辺りで両側から来られて、少し怯んだような感じがしました。
後ろに下がってしまいます。



うーん……。



直線でも早々に画面から消えてしまって、ゴールした所も映像に無く。



故障やタイムオーバーを心配しましたが、13着でちゃんと戻って来てくれました。
お疲れさまでした。

前走から左回りのほうがいいという話が出ていたのに、また右回り。それも北海道で使うと聞いた時から、そのまま引退させてNFに引き上げるのかなと思ったのですが…その通りになってしまいましたね。

結局新馬戦で走った左回りのD1400mの渋った馬場というのが条件的には一番合っていたのでしょう。
新馬戦の後は、非力な所と体質難がなかなか改善されず、セラドナイトちゃんに良い条件で出走する事が出来なかった気がします。
左回りと距離は合わせれば出走出来ますが、馬場が渋らないと駄目という事になると、雨乞い必須になってしまいますからね…。

昨年の北海道で芝を使った時に、スタートに失敗してずっと外に逃げるようなチグハグなレースになってしまった事が悔やまれます。
あそこでちゃんとレースが出来ていれば、もしかすると芝で活路があったかも知れません。
そう考えると、競走馬としては運が無かったのかも知れませんね…。

今後は繁殖牝馬になる予定とのこと。
コパノキッキングの半妹にもなりますし、母のセラドンがなかなか受胎しないようですので、数年でもNFに置いて貰う事が出来たらなと思います。

セラドナイトちゃん、今まで本当にありがとう。
2歳9月に新馬戦を快勝した時は、まさかそれが最後の勝利になるとは思いませんでしたが…。
なかなか体質が強くならない所で、8戦も頑張って走ってくれました。

今後の馬生が少しでも良いものになる事を祈っています。