レース後コメント…ルージュラフェリア(12/9) | Riverdanceをご一緒に

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2023.12.09
12月9日レース後コメント(7着)

北村宏司騎手「火曜日の追い切りに騎乗し、細かいところまで確認させていただきつつ、状態の良さを肌で感じていたのですが…申し訳ありません。馬場に出てからどうも他馬に依存している感じで、プレッシャーの掛からない場所にいたいという意思表示をしていたため、返し馬はサッと伸ばしておきました。ゲートの中でガタガタすることはなかったのですが、色々と警戒していた分、枠内の後ろに立っていて、スタートも他の馬が出て様子を伺ってから出たような感じ。道中も外の馬からプレッシャーを掛けられた時に気にして内にモタれていた反面、フリーになってからはそういう面を見せることはなかったですね。今後のことも考えて、3コーナー過ぎから早めに動いて脚を使わせたのですが、そこからはフォームが沈んでいい首の使い方をしていましたし、坂を上がってからのアクションも良かったと思います。周囲に気を使っていて、いかにも新馬らしい面が出てしまったものの、これで課題がハッキリしましたから、そのあたりは尾関先生とも相談しながら今後の調教や実戦で修正していきたいですね。いいモノを持っている馬だと思います」

尾関調教師「レースに向かうまでの雰囲気は良かったと思いますが、実戦に行って周囲を気にするあまり、いかにも新馬という感じの競馬になってしまいました。ジョッキーも今後のことを考えて早めに動いたようですが、外々を回るロスを物ともせず、終いはこの馬なりに伸びていたと思うので、次につながる内容だったと言えるのではないでしょうか。今回の競馬を見る限り、東京の方がレースはしやすいかもしれません。420キロ台の小柄な馬ですが、調教を重ねていってもガクッと減らさず馬体をキープしていたように芯の強さがあり、能力の高さも感じるだけに、これから経験を積んでいい方に変わっていって欲しいですね。今後については、トレセンに帰って少し様子を見てから判断したいと思います」

ラフェリアちゃんの新馬戦は7着でした。
頑張ってくれました。着順は7着でしたが、惜しかったなあ…と思いましたね~。

当日は中山競馬場に行ってきました。



随分と体重を気にされていたので、一体何キロで出て来るのだろうと心配していましたが、424kgでの出走に。
1ヶ月前にスピリットファームで最後に計測した時の体重が434kgでした。
それから約3週間在厩して、競馬場までの移動があってのこの体重は…上出来じゃないですか。



出て来ました~。あらら、二人曳きだ。





でも、おとなしいですね。



前からと



後ろから。
いかにも今の時期の軽量2歳馬といった感じでしょうかね。



お母さんのラフェスタちゃんの新馬戦もそうでしたが、拍子抜けする程静かにパドックを周回していました。

お母さんは尾関厩舎に来てからはシャドーロールを付けていましたが、新馬戦の二ノ宮厩舎時代はシャドーロール無しでの出走でしたので、流星を除けば本当にお母さんにそっくり。



念のための2人曳きだったのか、ほどなく1人で曳く形になりましたが、変わらずおとなしかったですね。



新馬戦の鞍上は、母にも騎乗経験がある北村宏Jです。
よろしくお願いいたします。



返し馬も普通に出て来ました。
この後放馬があったりしたのですが、特に驚いて暴れるような所も無かったです。



こっち見んなw
観客席が気になる所まで一緒ですか…。



ずーっと客席を見ながら走っているのですが大丈夫かな?(;´▽`A``





420kg台の小さな仔の割にはフットワークは大きめ。
これ、中山どうかなあ…走り方見ると東京向きな気がするなあ…。



そんな一抹の不安を抱きながらのスタートでしたが…。
痛恨の出遅れ(T▽T;)

パトロールビデオも見ましたが、完全にワンテンポ遅れましたね。
コメントにもあるように周囲を気にしているのもあったのかも知れませんが、ちょうどゲートの継ぎ目の所に当たってラフェリアちゃんの右隣りすぐには馬がいませんでした。
そういう所も地味に影響したのかなと思います。



それでも二の脚は割と速くて、すぐに前に取り付いたのですが…。
ここで、前に行こうとするラフェリアちゃんを北村Jは抑えたように見えたんですよね。
もう少し前に出ていれば、また違った展開になった気がするのですが…。

パトロールビデオを見ても特に不利を受けているような感じは無かったのですが、どうしてだったんだろう…。



あんまり良い位置につけられていないなあと思いながらレースを見ていました。



うーん…中山でその位置だともう厳しいなあ。



北村宏Jは3コーナー過ぎから動かして行きましたが…それガス欠コースじゃ…。







直線入ってこの位置では、ちょっとまくり切れなかったですね。
これではただ脚を使っただけになってしまった。



後は外に出してどこまで伸びられるかですが…。





位置的にもう勝負にはならないなと思って見ていましたが、距離ロスがありながらも外をいいフットワークで伸びて来てくれました。





後ろの一団は全て抜いてくれましたが、前には届かずの7着でのゴール。
お疲れさまでした~。



意外と軽い足取りで戻って来てくれました。思ったよりも体力があるのかも知れませんね。



割とケロっとしている印象はありました。



7着かあ…残念。



ぱっと見た感じでは、特に怪我をして戻って来たという事も無さそうでした。
たまに、この時点で既に馬体が萎んで見える仔がいるのですが、そういう所も無かったです。



おつかれさまでした!

勝ち馬から1.1秒差の7着。
前が止まらない展開で、一応上がりは最速タイ(34.1)、後ろから行った組では最先着ではありました。
ちょっと何かが噛み合えばまた違った結果になったかも知れないなあという内容だったので、残念ではありましたが…まずは無事にデビューして、走って、戻って来てくれた事を喜びたいですね。

今後は、東京のほうがレースがしやすいかもという話が出たので恐らく放牧になるのかなと思います。
距離はこの位でいいと思いますが、ミッキーアイル産駒ではありますが、短くするよりは伸ばしたほうがいい印象を受けました。

コメントを見ると、今後も北村宏Jが継続騎乗をする事になるのでしょうか?
どうなるかは分かりませんが、良い方向へ導いて行って欲しいと思います。

ラフェリアちゃん、デビューおめでとう。
おつかれさまでした。

ゆっくり休んで疲れを取って下さいね。
痛い所が出ませんように。