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TRX工房

アマチュア無線機TS-830修理受付中。レストアやクラシック音楽会の感想アップしています。

TS−511シリーズはS以外を除いてあとからCWフィルターを取り付ける必要がありますが、裏蓋をあけても何処につけたらよいのかわかりません。

取り付け図です。取り付け後はキャリア基板の配線の変更とCWフィルター横のカットが必要です。

ノイズブランカが付いています。右下の箱です。

ノイズブランカを取り外します。

 

ノイズブランカを取り外すとCWフィルターを取り付けることができるので写真の部分を半田して下さい。

TS-520は長い間使用していると経年変化でみすぼらし姿になってしまう。特に銀色の部分が落ちてしまって汚い。

そこでカリグラフィーのペンを塗ってみたところ見違えるほど綺麗になったので紹介します。使用したのは

 

 

 

銀を塗る前 こんな状態

 

塗るととても綺麗になります。

スピーチプロセスをONしなければ音声に歪みが起こらないのですがONすると音声が歪んでしまいます。

AF回路の矢印部分のFETと電解コンデンサの不良でした。交換後は問題なく歪みのない音声となりました。

非常に多い故障のひとつ。

CWモードにしてSENDにしてキーダウンをしてもキャリアがでない。VOXにしても送信にならないのは、以前にもあった故障と同じです。整流回路の100KΩが無限大になっていました。ソリッド抵抗は、長い間使用していないとほぼ間違いなく無限大や高抵抗になってしまいます。今回もこの100Kを交換して直りました。

コンプレッサーをONにするとプレート電流も振れる。ということは、このコンプレッサーのスイッチを疑い洗浄した結果、コンプレッサーをオフでもSSBで出力が出るようになりました。

黄色の矢印で示した部分です。

再塗装前はこんな感じで錆と汚れが酷かったのです。

 

再塗装しました。晴天だったので早く乾燥しました。

BPFの調整、高圧電解ブロックコンデンサの交換、各種接点の洗浄を行った結果、よみがえりました。

出力も28MHzでこれだけ出ています。終段はまだまだ使えるでしょう。

TS-830の修理で多いのがカップリングジョイントが破損してバンドスイッチが空回りしてしまうことである。
多くのTS-830はカップリングジョイントが破損して正しい位置にバンドスイッチが合いません。パワーがバンドによって異なったりするのは、これが原因です。
六角レンチを使ってジョイントのネジを緩めRF基板のネジも緩めると写真のように取り出すことができます。
 
 

このようにひびが入っているのでいくらネジを閉めても閉まりません。

 

新しく取り付け後は、1.9MHzで矢印の位置になっていることを確認しまする。慣れないとかなり苦労すると思います。難易度は中。

 

TS-520V(100W改造)のオーバーホール依頼がありました。

前面パネルから長いこと使用されていないのでしょう。非常に汚い状態でした。パネルを取り外し、洗浄。そのあとはシリコンで油分注入。埃はAirブラシでふき飛ばしと歯ブラシやはけを使って丁寧に取り除きました。

 

 

 

5個のスイッチのノブが3個取れていました。爪が折れていてひかっからなくなったためなので手持ちと交換

 

 

 

100Wに改造されていましたが、芋半田と800Vのラインの線材がこんな細いビニールで接続されていました。高圧電解ブロックコンデンサが破裂寸前でしたので交換。

しかし、昔の無線機は10W機を購入して自分で改造したのですが当時の工具を考えたら仕方ないかも知れませんね。中学生、高校生が改造しているのですから。また工具も半田鏝60W1本で全て行っていたわけですから

基板に線材が挟み込んであったりとかなりいい加減な改造。