リトルなでしこが初戦ブラジルに大勝
しかしまあ、こんなカナリア軍団をみれば悲しくなるばかりだ。
男子南米を見れば、子供の頃から天才選手がどんどん輩出されているのに、と思う。
アナウンサーの浮かれっぷりと野田さんの冷静さの対照が面白い。
ブラジル特有のリズムや体の強さ、すばらしいテクニック、U-20では片鱗が見えたものだが、この年代は何もない。
野田さんが言うには、合宿したのもその前は6ヶ月前だったとのことだ。
まあ要するにメディアは、ブラジルというブランドを操って幻想を抱かせているにすぎないと思えてしまう。
それにしてもリトルなでしこのパスワークは見事。
そしてボール扱いのうまさは、全くどちらが南米なのかと錯覚してしまうほどだ。
特に増田 理花のテクニック、ボールタッチ
さらに成宮 唯
彼女は、澤を連想してしまうような鋭さと、そして強さを感じた。
残念ながらこの間、天才とフジで大々的に喧伝された岩渕 真奈やヤングなでしこがワールドカップ等でドイツ、アメリカのフィジカルに何もできずに潰された。
リトルなでしこの活躍もその分をつけて見ざるをえないところがあるが、成宮 唯は、確かにフィジカルの強さを感じ、これは十分通用しそうだと思う。
それにしても、選手のほうはいいのだが、それを受け入れるクラブとマーケットのほうの投資はどうなっているのだろうか
現状ヤングなでしこのあの盛況とその後を見る限り、システムがあるようにはとうてい思えない。
浦和が先週3000人余り、今回は雨もあったが、1000人の観客だったようだ。
一方INACのほうは、広島で福岡との試合だったにもかかわらず、6000人入ったようだ。
ヤングなでしこと宣伝されたが、その実TVを見ていた人の大半は猶本 光 田中 陽子、仲田 歩夢の3人しか頭の中に入っていないのではないだろうか
シルバーボールを取った柴田 華絵@ハナエスタ、田中 美南、西川 明花などは、すっかり忘れられたのかもしれない。
こんなんでいいのかねえ
エンディングはFIFAの大会PR映像「We're footballers who happen to be girls' 」フジよりずいぶんいいねえ
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