いよいよベスト4が決まり、各紙ではドイツの強さへの警戒の言葉が踊った。
吉田監督は
「これまでドイツや米国に対して主導権を持って戦えなかった。それをなでしこが変えてくれた。いかに主導権を握ってゲームができるか。そろそろ時代を変えなければいけない」
といかにもチャレンジャー
猶本 光も今回は
「ドイツはすごく強い」
一方昨日は8月生まれの、
横山 久美(19)、仲田 歩夢(19)、木下 栞(20)、中村 ゆしか(20)、池田 咲紀子(決勝戦の9月8日に20)
の5人の合同誕生日が宿舎で行われたとのこと。
おめでとー
9月4日の準決勝まで、ここではドイツ情報も含めて2元中継する予定。
ドイツ女子サッカーならここが一番情報があると自負しているのでお楽しみに
※ブックマーク等よろしく
今日は昨日の準々結果を
ドイツーノルウェー 4-0
率直に言ってノルウェーがドイツに勝つなどとは全く期待していなかった。EUROU-19の決勝でドイツはノルウェーに8-1と圧勝している。
ただ、期待するのはこれまで無失点のドイツから1点でも奪えるかということだけだった。
だがその期待も空しかった、まったく
確かに疲れからいえばノルウェーのほうが疲れているようだった
しかしドイツも強敵アメリカと戦っているのでやはりお疲れモードは事実。それでも結局前の3戦と同じく、とりつくしまもないぐらいの圧勝
序盤をしのいで何と5分
Marozsanが右サイドギリギリからすばらしいクロスを中央にあげてドンピシャでLotzenが飛び込んで先制
その2分後の7分、PK右のFKをとられてそこから直接シュートを弾いたボールをLeupolzがボレーゴール
実際ここまで強いと嫌になるよね
それからは前の3戦と同じく、ドイツが中盤で止めてワイドに展開して相手は防戦一方になる
20分、左サイドのあがりからスルーパスに、あっという間に侵入したLotzenがまたゴール
それから、ノルウェーも意地を見せて数回右サイドから侵入して惜しいシーンをつくるのだが、GKのBenkarthがうまいのなんのってね
ドイツも一向にピンチにならないし、攻めてばかりでダレてしまってもう一つ点が入らない。
68分にPetzerbergerがPK内で倒されてPKになりMarozsanが蹴るが、ノルウェーのGKがファインセーブ
しかしそれでもノルウェーに点は入らず、85分にMarozsanのクロスをWensingがヘッドで入れて4点取って終了
4戦続けてドイツは無失点、全く危ないシーンのないままにヤングなでしこと準決勝
北朝鮮ーアメリカ 1-2
ドイツに負け、中国と引き分けでボロボロの状況であがってきたアメリカがふんばった
しかし序盤はアメリカが縦に攻め急いでかえって北朝鮮に止められてピンチを招く。
14分から北朝鮮に侵入されて、17分 Yun Hyon Hiのすばらしいミドルシュート
これをアメリカのGK、Heaberlinがファインセーブ
ここで北朝鮮の流れを切った
試合は若干北朝鮮押し気味のまま後半へ
ここでアメリカが戦法を変更。
縦の動きは北朝鮮にカットされるので、ワイドにまわしながら北朝鮮の守備陣の間を縫ってボールをまわしていく
すると北朝鮮の守備がとまどうようになり、その隙を狙って52分、Di Bernardの強烈なミドルでゴール先制
先制されて北朝鮮はKim Su Gyongを投入。アメリカは必死で見事なディフェンスを見せるも北朝鮮の速いボールまわしに一瞬隙を見せ、その代わったKim Su Gyongが75分ゴール同点
悪い感じがしたがアメリカのファイトはまだ続く。逆に80分を過ぎるとさしもの北朝鮮も1点取るのに使いすぎたか、ビルドアップができなくなり、トップにボールを放りこむだけになってしまう
アメリカは71分にMaya Hayesに代えてUbogagu投入。
延長後半に入った98分、そのUbogaguが中央からのロングクロスに反応して一気に攻め込んでGKの前でヘッドでゴール勝ち越し
ここまで来ると北朝鮮の足はもはや動かなくなっていた。
アメリカは後半からまるで違ったチームのようになって生き返った
これで準決勝進出
順当で行けば疲れていないナイジェリア有利だが、誇りを取り戻したアメリカを負かすことができるだろうか
ヤングなでしこワールドカップはいよいよ佳境の準決勝
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へ続く
【ブンデス女子明日開幕 熊谷紗希 大儀見優季 安藤 梢は? 】
エンディングはキム ヨナのスケーティングで『アリラン』
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