8月19日からいよいよ始まるヤングなでしこワールドカップ。
猶本 光
、田中 陽子、仲田 歩夢（ぽむ）などのタレントを擁する日本が狙うのはもちろん優勝
しかしそのステージをシミュレーションしてみると、なかなか簡単にはいかないかもしれない
グループステージ
日本はグループA
このグループは日本、メキシコ、スイス、ニュージーランドの4カ国チーム。
ここでのライバルはメキシコ、ニュージーランドかもしれない。
ロンドンオリンピックで、ニュージーランドチームはべスト８に進出。アメリカに２－０で敗れたが、それでも持ち前の速さでけっこう苦しめた。
アメリカの2点目がとれたのは終了間際の８７分である。
そのA代表のHannah WilkinsonとRosie Whiteという２人のFWがこのチームに居る。
オリンピックの大舞台で戦った経験と自信が生かされるとやっかいなことになるかもしれない。
メキシコも、GKのCecillia SantiagoとMFのNayeli RangelがA代表である。メキシコA代表は、オリンピック北米予選準決勝まですすみ、カナダに３－１で敗れた。.
フィジカルはないが、中米独特のテクニカルなチーム。
もちろんワールドカップは経験している。
このメキシコとは19日の初戦で激突するが、ボランチでカナダ戦でも活躍した田中 陽子選手が、体調不良
で、初戦への影響が心配されている。
また、17日にはカナダ戦に先発したセンターバックの村松 智子が練習中に古傷の右膝負傷で病院に運ばれ、戦線離脱を余儀なくされた
日本のCBは手薄で、カナダ戦でもロングボールで２点取られている。守備が悪くなると、カナダよりさらに速いニュージーランドなどには苦戦するかもしれない。
準々決勝ステージ
そしてグループ１位で通過すれば、準々決勝の相手はグループBの2位。
グループBはブラジル、ナイジェリア、イタリア、韓国。
もし韓国が2位突破をしてくれば、これまた嫌な相手になりそうだ。
韓国での中心選手はヨ ミンジ
韓国は2010年のU-17ワールドカップで日本を破って優勝
そこでヨ選手は８ゴールでMVPと得点王に輝いている
昨年のU-19アジア選手権でも得点王。京川 舞のライバルだった。
もちろん韓国が首位でブラジルが2位ということも十分考えられる。
準決勝ステージ
そして準決勝ではグループDの１位と対戦。
グループDはなんとアメリカ、ドイツ、中国、ガーナという死のグループ
この１位は間違いなくアメリカかドイツ。
私見ではドイツだと思う。
しかしMarozsan、WensingをはじめとしてドイツA代表、一部リーグ正レギュラーがかなり入っているドイツチームに勝つのは簡単なことではない。
多分ここが最大の難関となるだろう
決勝の相手は
そこを乗り越えて決勝に行けば、その相手はThais Gaiedesのブラジルかアメリカチームだろう。
どちらもオリンピックからの関係があって燃えそうだ。
がんばれヤングなでしこ
明日の開幕戦はTVだけでなくNETで全試合視聴可能
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