北中米予選準決勝マッチレポート。
USA-コスタリカ 3-0
とてもいいゲーム、男子の中米と強豪とのゲームのようだった。すなわち小気味の良いサッカーをするという意味である。
並んでみると両チームの体格の違いがわかる。まるで大人と中学生の試合のようだ。
それでもコスタリカはこの一戦に賭ける気迫がある。最初から中盤でかなり厳しいチャージを仕掛けていく。
しかしフィジカルの差は空中戦にやはり出てしまう。16分、CKをファーに出してそこにC. Lloyd?のヘッド、GKが弾くが今度はT.Hearthのヘッドでゴール
まったく、あと1、2人少し背の高い選手が居れば防げたであろうのに。
しかしコスタリカはめげなかった。けなげに全員が一生懸命USAに挑みかかる。前試合で決定的なミスをしたGKも代わっていて、必死でクロスに飛び出す。彼女もまた違うタイプの美人。ほんとこの国の遺伝子はどうなってんだか。
攻撃面でも自陣からロングボールにFWが走るもGKのSoloが出てセーブ。この大会で初めての彼女の出番であった。さらにミドルがクロスバー。
決して気持ちで負けていないところを見せて前半1-0で終了。
後半開始、前半1点で折り返せたことで、コスタリカはさらにがんばる。USAの厳しいシュートにもGKを中心に粘る。
そして60分すぎるころ右サイドを突破、USAのDFが戻るもバイタルエリアでパスをつないでコスタリカの攻め。残念ながらあと一歩のところで崩しきれずにシュートを外してしまう。これが大きな転換点だった。
72分、少し運動量が落ちたコスタリカはDFの戻りが悪く、Wambachがフリー。ここでループシュートでGKの上を抜く、しかしDF戻ってからくも跳ね返すがこのボールをC. Lloydがゴール。ついにコスタリカ力尽きて2-0。
そして止めは89分、疲れたコスタリカに63分から投入されたA.Moganがようやく得意の走りを見せ、ロングボールに追いついてそのままゴール際で1度ディフェンスにかかるも、さらに押し込んで3-0となった。
コスタリカはUSA相手にかなりの善戦を見せたといえる。またUSAも後半コスタリカに振り回されるシーンがあった。あれがブラジルなら1点献上のところであった。
カナダーメキシコ 3-1
いよいよ地元のカナダのオリンピック出場がかかった試合。会場のボルテージはすごい。「Take Us London」のプラカード。しかしメキシコも気合十分。
当然メキシコは現在得点トップのSinclairをマーク。しかし15分、左サイド中盤からのクロスをM. Tancrediが中央で落として、それに気をとられた隙に左からSinclairが素早く拾ってそのままコンパクトにゴール先取点1-0観客は大歓声。
さらにカナダはお得意の後ろからのダイレクトクロスが冴える。Tancrediのシュート
そして23分、右サイドから出たパスをSinclairが危険なタックルを受けるもパス、それをゴール際で折り返して中央から、M. Tancrediがゴール2-04本のパスをつないだ見事なゴールだった
調子に乗るカナダはさらに攻め続けて2-0で前半終了。
後半からメキシコは少しペースをとり戻し、ドリブルで攻める。が、中盤からのカナダのディフェンスが崩せない。カナダも追加点が奪えない。
後半60分を過ぎると、さしものカナダも運動量が落ちてくる。そしてようやくメキシコの攻撃が功を奏するようになる。
65分ごろ、メキシコが右サイドを突破して、中央へグランダーのクロスに飛び込むが、カナダはCKに逃れる。
そして67分、CKをGKがパンチングをするも、そのボールを後ろから来たV. Perezがゴール2-1比較的少ないメキシコ観客大喜び
一点差になってカナダの放送は丸出しの身びいき。カナダの選手が倒されるとジャッジにケチつけまくり嫌いじゃないが、カナダの放送がこんなのだとは知らなかった。
しかし、その焦りはすぐ歓喜に変わった。ここでさすがSinclair76分、運動量が落ちたカナダ、頼みの中盤からのロングクロスに飛び出して技ありのループゴール
思わずアナウンサーが叫ぶ
「She is a Dynamate」
これでカナダが息を吹き返し、終盤まで攻めてゲームセット
オリンピックの出場が決まり、選手と観客、スタッフは長く歓喜の渦に浸った。
これでSinclairは9点となり、あとの2人のUSAの選手に3点差
得点王も見えてきた。
カナダーUSAの決勝戦が楽しみである。
しかしカナダは、スピードと力を兼ね備えたサッカーをするが、60分を過ぎると運動量が落ちることもわかってきた。持久力のある日本がつけいるとすればこの点かもしれない。
今日の美女はメキシコのGarciamendezさん
今日のエンディングは『トゥムレイダー』
日本ではあまり知られていないが、「ゲームヒロインとして最も成功した人間の女性」としてギネスに載った最高のヴァーチャルヒロイン「ララ・クロフト」。イギリスでは実在の女性だと思っている人も多いという。
昔のララちゃん最近のララちゃん最新のララちゃん
そして映画では、この時点での女性主人公オープニング歴代No1の記録をつくりアンジェリーナ・ジョリーの名を世界に知らしめた映画。大きな目と唇、セクシーバディ、ラテン系の容貌といい「この役をするために生まれた」と言わしめた映画。
ゲームではメキシコ、中米はララのおなじみの舞台。
映画では2もつくられたが、その頃にはアンジー自身のキャラが自立し、そちらに合わせすぎてゲーム主人公とイマイチあわなかった。まさに一期一会の映画
ちなみにゲーム会社は、あまりにもブランドに頼りすぎて会社が傾き、日本の会社に買収された。おかげで日本ではこのゲームが遊べることが保証された
今週のスケジュール
1月19日よりカナダのバンクーバーでオリンピックサッカー女子北中米予選です
試合日程
放映日程
このブログは一応毎日午後7時(日本時間)までには更新予定です
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