EURO2012グループD、イングランドーフランス戦。別の意味でも注目された一戦。
イングランドはご存知の通り、カペッロ監督が2月8日に大金を払ってもらいながら辞任。さらにルーニーが最後の予選試合での暴力行為で2試合出場停止、ランパードが怪我のために代表離脱と、さんざんな状態で大会に臨んできた。
一方のフランス、ドメニク前監督@星占いのために、チームは大混乱状態となり、南アフリカワールドカップでグループリーグ敗退。このザマは国会でも問題となり政治介入するという騒ぎ。
その後、ワールドカップ制覇の英雄ローラン・ブラン監督のもとで建て直しに成功、21戦無敗の実績をもってこの大会に臨んだ。
試合はあの誇りだけ高きイングランドが、ゴール前で8人の二段ブロックをきっちり敷くというまさかの開始。
会場を埋めたサポーター、ブーイングを飛ばすと思いきや何も起こらずうるさく応援いやーびっくりした
対するフランス、あまりにも守備的な布陣に攻めあぐんだのか、ベンゼマ、リベリー、ナスリの独特な攻撃陣、ためらいがちにいろいろと攻撃所を探す。
そうしているうちにイングランドが18歳のチェンバレンを中心にカウンター。30分、35mほどのジェラードの右FKに、ファーサイド、レスコットが飛び込んでまさかの先制
先制されたフランスは、気をいれてアグレッシブな攻めを繰り返し、徐々にイングランドラインを押し下げ、39分、リベリーから戻したボールをナスリがわずかな隙間を縫って、左隅に強烈なミドルでゴール
後半、このまま守備でいくと思わえたイングランド攻め始める。フランスもバックラインもあげて本格的な攻撃で、前半とは様変わり。
しかし効果がないと見るや25分すぎにまた最初の守りに。
フランスはゴリゴリポストをする選手がおらず、リベリーもバイエルンで見せた特攻的切り込みをすることなくそのまま引き分けとなり、なんとシュート3本のイングランド、ホッジス新監督の思惑にはまった。
しかしイングランドサポ、フランスに引き分けて喜ぶとは思わなかった
続いてのウクライナースウェーデン戦。
やはり注目は大会を代表するストライカーであるスラタン・イブラヒモビッチとウクライナの英雄35歳のシェフチェンコ。
まあスタジアム中大歓声で何かが起こるかも
試合はとにかくこの2人の対決で行ったり来たりを繰り返す展開。
後半52分、右サイドからのクロスをエリア内のシェルストレームが内に折り返し、これに反応にしたイブラヒモビッチがゴール
するとシェフチェンコ、55分、右サイドのクロスにヘッドでゴールさらに61分CKからヘッドでゴールで逆転
スウェーデンが反攻を行うも、創造性のない攻撃に、守備にまわったウクライナに乗りきられた。ズラタンも創造的なことをするのだが、やはりミランとは違い、このチームでは発揮できないのだろうか
エンディングはウクライナの首都キエフといえば『展覧会の絵 キエフの大門』やはりポピュラーなラヴェルのオーケストラ版で。風景は多分キエフでしょう。
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