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28日の最終節には1.FFC FrankfurtーFCR2001Duisburgの強豪対決、熊谷ー安藤戦が行われ。5-3でFrankfurtが勝利した。
この強豪対決が3、4位争いだったということに今期のブンデスの様変わりが象徴されている。そしてその勝利を決めたのは熊谷選手だった。
FrankfurtはPotsdamとの優勝争い対決に敗れてから4連敗。そのPotsdamとの一戦で、熊谷選手は初めての屈辱の途中交代。そのときには「点が欲しい時に使いたい選手とは思われてない」と、その悔しさをブログに書いた。
そしてさらに連敗を続けるにつけ「相手から恐れられる選手にならないとここではピッチにも立てない」と、その思いを強めた。
そうして迎えた最終節開始2分、ボランチに入った熊谷選手がいきなり25mのミドルシュートボールはポストに当って先制ゴールまさにチームを救った1発であった。
この日の安藤選手はトップ下で出場。トップにはIslackerとPoppが入ったようである。そして前半はDuisnburgの時間。18分にPoppからIslackerがゴールで同点続いて20分、Cengizがゴールで逆転
相変わらず点の取れないFrankfrut、もし熊谷選手が得点せずに2点差なら、このままずるずると終わっていたとも考えられる。前半は1-2
後半、相変わらず打つ手が遅いFrankfurtのKahlert監督、またもや後手にまわっての後半最初から切り札のCrnogorceicを投入。バランスからいけば熊谷選手はCBに下がった可能性がある。さらに左SBをThunebroに変更。58分、CKからGarefrekesヘッドで同点に追いつくしかしその3分後の61分、DuisbrugがIslackerが自身2点目のゴールでまたリード
さすがに5連敗でホームで終われないFrankfurt、66分Behringerがクロスバーに当って下に落ちるゴールでまた追いつくそして最後にBajramajを左SHにHuthに代えて投入。
そして80分、FrankfurtはMarozsanの18mのミドルシュートで逆転に成功最後に83分、BehringerからCrnogorceicのゴールで5-3と突き放し、勝負を決めた。
この結果、Frankfurtは最後にようやく3位浮上、Duisburgは屈辱の4位に転落した。しかし逆のホームなら逆の結果が出ただろうし、熊谷選手の先制点がなければどう転んだかわからないゲームだった。
今シーズン、両チームともなかなかすっきりと勝つパターンがつくれず苦労したシーズンであった。
しかしその中で熊谷選手はすばらしい進化を最後まで続けたといえる。ドイツ語もわからなかった幼いクマは、1年後立派な若クマとなった。あとはクマヘッドを成功させるのみクマ
安藤選手はケガに苦しみながらもすばらしいファイトを見せた。とりわけPotsdamに唯一土をつけた奮闘が忘れられない。ぜひオーバーホールして五輪に望んでほしいものだ。
今日のエンディングは、2点目のゴールシーン動画がないので熊谷紗希ドイツ初得点動画
今週の放送
EURO2013予選 ドイツールーマニア戦
5月31日(木)現地18:00日本25:00ARDLive
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