Arsenal Ladiesー1.FFC FrankfurtはArsenalホーム、イギリスらしいのどかな緑に囲まれたスタジアムで行われ、1-2でFrankfurtが勝利した。
Frankfurtはここまでチャンピオンズリーグアウェーですべて負けている。監督もそれを意識したのかは定かではないが、守備を固め、トップに長いパスを入れてアウェーでの勝利を収めた。熊谷選手は、CBでフル出場し、要所で攻撃をカットして勝利に貢献した。
Frankfurt2トップに対し、Arsenalは攻撃重視の3トップ。基本的に裏に長いボールを入れてくる攻撃。2分にファーストシュートのあとさらに攻めてくる。しかし3分Arsenalのシュートを熊谷選手身体を入れて防ぐさらに9分、Ludlowのヘッドに身体を当ててはずさせる
Frankfurtは基本的に2トップを敵陣に入れておいてあとは自陣で、ボールをPK前で奪ってラインをあげていく形。
25分、FrankfurtのLandstromがバイタルエリアを横断してBehringerがミドルシュート
31分にArsenalが右サイドから左サイドで揺さぶりYankeyがシュートをするも熊谷選手が身体をあててそらす
33分にFrankfurt、ボランチのSmisekが痛めてMarozsanに交代。彼女が決定的な役割を果たすようになる。
前半最終はArsenalも空中を使った積極的な攻撃をするもゴールは割らせず0-0で前半終了。
後半になりFrankfurtは徐々にバランスをとりながら攻撃に移る。47分Behringerのミドルシュート。49分、熊谷選手のカットからGarefrekesにつないでCronogrcevicのシュート
58分にも熊谷選手、ロングボールからの攻撃をカット。60分ぐらいからArsenalは焦りからかラフプレーが目立つ、Ladiesなんだけど・・・。
その乱れをつき、Marozsan、自陣右からゴール左への見事な斜めの長いスルーパス。これにうまく身体を入れてDFをかわしたCronogrcevicが、ゴール右サイドぎりぎりへの見事なゴールで先制
思わぬ先制を与えてArsenalはFWを代えてゴールを得ようと必死。69分、熊谷選手がうまくCKにするも、ファーにフリーでまわりこまれてGrantがヘッドでゴール同点
同点でもいいFrankfurtは守備を固めながらあまりラインをあげず。そして77分、Landstromに代えて忘れもしないワールドカップ日本戦以来待望のKim Kuligがピッチに立つCronogrcevicとのHSV以来の仲良し美少女2トップ実現
80分からいよいよArsenal総動員で攻め込み、FrankfurtはCronogrcevicを残して全員守備。83分熊谷選手ロングボールをヘッドでカット87分にArsenalいよいよ選手交代。
90分ロスタイムに入ってFrankfurtが攻める、Kuligがシュートそして93分、スローインからHuthがスルーパスを入れ、Garefrekesがうまく身体を入れて勝ち越しゴール
それと同時にタイムアップの笛がなり、Frankfrutは理想的な形でアウェーでの勝利を得た。
Arsenalはイングランドの主力メンバー。ワールドカップで熊谷選手が負けた相手だ。それに守備の主役となって見事な勝利、見事な成長である。最初ドイツのアナウンサーが、今日のFrankfurtにはAngerer、Bajramaj、Bartusiakが居ないと言ってイラッときたが、Cronogrcevic、Marozsan、Schmann、Huth、KuligそしてKumagaiの若い素晴らしい選手が居た。
今日のエンディングはイギリス行進曲のご本家『エルガー 威風堂々』とロンドン風景
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