小さいお家に冬がやってきました。乾燥の季節到来です🍃。アルコール消毒のせいもあって、今年は特に手先の乾燥がひどい。仕方ないですね💧。

さて。新しい今のお家に期待していたことはたくさんありましたが、そのうちの1つが壁です。

外壁は白にポイントづかいで一部が黒。室内は白一色。漆喰の壁です。クロスの壁に見慣れていたので最初は少し違和感があったのですが、今では漆喰の壁に癒されています🎶。

薄~く残った塗りあとが、接着剤で貼るだけのクロスにはない風合いであたたかさを感じます。ひと塗りひと塗り職人さんの手で。時間も手間もかけてつくられた壁です。

その壁に光があたると一面がふわっとした明るさに包まれます。ふんわりとした、ま~るい光です。窓から射し込む光で降り積もった雪を思わせるほど白くキラキラに見える時もあれば、陰影が美しくてじっと見てしまう時も。

と、これだけ見た目の魅力を語っておきながらなんですが、私が漆喰に期待していたのはどちらかというと機能面の方。

漆喰の壁は呼吸をしているそうです。それはつまり、湿度が高い状態では余分な水分を吸いとってくれて、逆に低い状態の時には水分を放出してくれるということらしく。夏でもエアコンなしで快適に過ごせるのは漆喰のおかげもあったんですね。

この調湿効果は嬉しすぎます。お肌の曲がり角を何度も曲がって、もうどこに向かっているのかもわからない私にとっては願ったり叶ったりの頼れる壁です!!。

とは言うものの、曲がりすぎた私には漆喰の力だけでは心もとなく💦。やはり加湿器とのコラボで対策することとなっています。が、加湿器をつけてから窓が曇るのが早い。漆喰の壁、頑張ってくれています。

私としてはどんどん加湿してぐんぐん湿度を上げたいのですが、結露だらけの窓を見るとカビが心配に。難しいものです😓。


そんなこんなで。見ているだけで癒される真っ白な漆喰の壁。のはずなのですが、わが家のリビングの壁の現状はと言うと

色紙で折った魚やどんぐり、どこかで拾ってきた葉っぱ、色えんぴつで描いた恐竜の絵 などなど。

作ったものは何でも壁に貼りたがるわが家の芸術家。思い描いていた理想とはかけ離れたそのリビングに落胆気味の私をよそに「壁がどんどんおしゃれになっていくね~🎶」と得意気な息子です。全然おしゃれではありませんが、色とりどりの壁に私も満足することを仕方なく覚えました💧。

もしかしたら。この小さなお家で、イメージしていた通りに暮らせるのは息子が巣立ってからなのかもしれません。


納得のリビングで静かに過ごしながら。ふと、真っ白なきれいな壁を見て。息子が彩った全然好みじゃなかったにぎやかな壁を、毎日がお祭りのように騒がしかった日々を思い出す時がくるのかな・・・

そんなことを想像して。今日も壁からはがれて落ちた恐竜の絵をセロテープで貼り直す私です😊。