私の知っているタイプ6は真面目で謙虚、礼儀正しく、気遣いができる人といった印象です。
真面目で誠実、周囲と仲良くしたいという気持ちの強い人です。概して人あたりがよく、トップに立つより、ナンバー2を好み、人のフォローをする役割の重要性をよく知っています。
タイプ6の大切なものは「社会・組織・家族からの期待される義務、責任、役割を果たすこと、それらから逸脱しないこと、バランス、仲間、安全」でしょう。
タイプ6は、社会や組織、家族の義務と責任をまっとうとする為に、それらを阻害する世の中の危険に敏感で、それらを探し予測します。
健全な6は、社会や組織などの役割に関し勇敢で忠実で実際的です。
不健全になると、臆病で自虐的、被害妄想的になります。
<ありがちな特徴>
・職場が穏やかな雰囲気になるよう気配りをする。
・時間厳守を重要視し、会議や約束の場所には早めにいっている。
・前例に従う傾向があり、前例がないと戸惑う。
・会議には資料を整え、どこを質問されてもいいように準備しておく。
・ストレートに言わず、婉曲な言い方をする。
・報告や確認をこまめに求めてくる。
・心配症で、物事をくよくよ考えすぎる傾向がある。
・会議では自分の意見をあまり主張せず、多数意見に従う。
・中庸をとり、どちらにも偏らず、バランスがとれ、石橋を叩いて渡る慎重さがある。
<タイプ6の動機と恐れとは>
組織で命じられたことは忠実に、時には勇敢に実行します。幹事役でもあります。
その精神の基盤は「何か」からはずれることに不安感を抱くことにあります。
安全や健全な人生や社会は、法や規範によつて守られており、だから人は責任と義務を果たすべきだと考えています。
<問題>
・過度に迎合的か、過度に反抗的の両極端になりがち。
・頼まれるとノーと言い難い。ストレスがたまりやすい。
・集団の和を重んじるため、優柔不断になる。
・自分が期待に応えているか、義務や責任を果たしているか不安になり慎重になりがち。
<課 題>
・行動するにあたって、はっきりとしたガイドラインを設け、曖昧に同意することをやめる。
・恐怖を避けるよりその中をかいくぐって行動すること。
・自分をサポートしてくれる人の意見を訊き、アドバイスを得る。
・なんとかなるさ、まぁいいか、という気持ちを持つ。ゆったりする時間を持つ。腹で決める。
■統合の方向——成熟するために、学ぶと良い方向
タイプ6はタイプ9から学ぶ。
-なんとかなるさ、まぁいいか、という気持ちを持つ。ゆったりする時間を持つ。腹で決める。