4月25日(金)は、余市エコビレッジに足を運び、私が北大フロンティア基金への寄附を通して支援している、北大農学部生物資源科学科花卉・緑地計画学研究室の新歓合宿(2泊3日)に差し入れしてきました。

 

 差し入れしたのは、次の4つ。

 

【差し入れの品】

1 北海道産玄米ななつぼし

2 4月16日の感謝状贈呈の際、総長からもらったシードル

3 六花亭のマルセイバターケーキ

4 坂本直行直筆のエンレイソウの絵(観賞用に貸与)

 

 オリエンテーションでは、受け入れに当たっての挨拶をしました。

 

【挨拶要旨】

六花亭の包装紙の絵を描いた坂本直行氏は、北海道帝国大学農学部で園芸を学んだが、指導教官の前川徳治郎教授は、1936年(昭和11年)に園芸第二講座の初代教授となった。

● 園芸第二講座は、現在、花卉・緑地計画学研究室になっているので、坂本直行氏は皆さんの先輩である。

● 六花亭の包装紙に使われた「オオバナノエンレイソウ」の真筆の絵を研修期間中、エコビレッジに貸与するので、手に取ってじっくり見ていただきたい。

 

【オオバナノエンレイソウ 坂本直行筆】

 

 オリエンテーション開始前、20分間ほど研修に参加した学生(21人)に出身地などを聴く機会があったのですが、かなり驚きました。

 

【参加した学生に聴いて驚いたこと】

21人中、北海道出身者は1人(小樽市)だけ。びっくり

内訳は、3年生5人、4年生5人、修士8人、博士3人

上記のうち、留学生は中国2人、韓国1人、インドネシア1人

 

 北海道大学は、道内出身者の割合が年々減少し、2025年度入試では、入学者の29.6%が道内出身者でした。それにしても21人中、道内出身者が1人しかいないというのは、驚きです。北海道出身の学生は、どこに行ってしまったのでしょうか?