札幌では、今日(10日)から、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)が始まりました。

 

【PMFのポスター】

 

 PMF(ピー・エム・エフ)は、1990年に20世紀を代表する指揮者、作曲家のレナード・バーンスタインがロンドン交響楽団とともに北海道札幌市で創設した国際教育音楽祭です。


【PMFの概要】
 毎年7月の約1カ月間、札幌市を中心に開催され、アメリカの「タングルウッド音楽祭」、ドイツの「シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭」とともに、世界三大教育音楽祭のひとつとされる。
 
「PMFアカデミー」が音楽祭の中核をなし、オーディションで選ばれた若手音楽家(アカデミー生)が、世界一流の指揮者や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団などの現役団員らで構成された教授陣の指導を受け、札幌コンサートホールKitaraや札幌芸術の森・野外ステージを主会場とした演奏会で成果を披露する。

 私は、以前は、それほどクラシック音楽に興味がなかったのでPMFについても、あまり意識したことはなかったのですが、この時期になると、私ですら知っているベルリンフィルやウイーンフィルといった有名な交響楽団の演奏会があるなとは思っていました。

 

 全世界からオーデションで選ばれた若手音楽家(アカデミー生)たちを教授するため、世界最高峰のオーケストラの現役団員たちが集まってくるので、その機会に、教授陣やアカデミー生による様々な演奏会が開催されています。

 

 今日は、午後7時から札幌コンサートホールKitara(キタラ)で、オープニングコンサートが開催されるので聴きに行きます。

 

【札幌コンサートホールkitara】

*中島公園内にあります。大ホールの客席数は2008席。

 

 最終日の7月30日は、東京のサントリーホールで公演ですが、それまでの間、札幌市内でも管楽や弦楽の演奏会やロビーコンサートが幾つも開催されるので、札幌の文化度が上がる感じがします。