「絶対に仕事辞めるマン」(以下「辞めるマン」という。)さんは、就職氷河期の2003年4月にブラック企業に不本意入社し、FIREを目指して節約に励んできた方です。

 

 昨年9月に、東洋経済オンラインに配信された1か月の生活費は、次のとおりです。

 

【辞めるマンさんの1カ月の生活費内訳】

家賃:3万円

食費:3~4万円(優待、金券、ポイ活などで賄うため、現金での支払いゼロ)びっくり

水道光熱:1万円

日用品:3000円

車両費:8000円(車検料、保険料も入れた月々の平均金額)

娯楽:ほぼ0円びっくり

 

 辞めるマンさんは、今年1月に、とうとう「資産1億円」を達成しました。 

 

 

【1億円の内訳】

現金   8340万円ラブ

株式   1525万円

その他  残りの金額

 

 そして、今年3月に、「1億円の貯め方」を出版しました。

 

【1億円の貯め方】

 

 辞めるマンさんの年収は、500万円~600万円で特に高給ではなく、リーマンショックで懲りて株もあまりやっていないので、徹底した節約で貯めた1億円ということになります。

 

 食事をXに投稿しているのですが、ご飯+1品(メザシ、卵焼き、梅干しなど)という質素な内容です。びっくり

 

 辞めるマンさんは、まだ勤続21年目になるブラック企業を辞めておらず、早期退職の募集を待っているとのことです。その方が、退職金などの条件が有利になるからです。

 

 辞めるマンさんの場合、生活費が1カ月当たり10万円足らずなので、FIRE後も現在の節約生活を続けるなら、無職無収入でも100歳以上まで貯蓄が尽きることはありません。

 

 ただ、辞めるマンさんはまだ先が長いので、年間の生活費を300万円に上げただけでも、76歳で貯蓄が尽きてしまいます。40代でのFIREは、簡単ではありません。