札幌都心の観光スポットである道庁赤れんが庁舎(北3西6)は、大規模改修工事のため2019年(令和元年)10月から休館になっています。![]()
その改修工事も来年2月に完了し、当初の予定どおりであれば来年3月にリニューアルオープンすることになります。![]()
【リニューアル前の赤れんが庁舎】
*フリー素材
リニューアル後どのような施設になるかは、次のように公表されています。
【道内全域の食や情報を発信】
● 地下1階・・・「創造と交流のフロア」
開拓を題材とした絵画や北海道に関する各種資料を展示しつつ、さまざまな道民の活動に活用できるスペースを設ける。
● 1階・・・「地域情報とにぎわいのフロア」
施設の導入部分として、道産品のセレクトショップ、映像を交えた観光情報コーナーや北海道の食文化が楽しめる飲食スペースを設ける。
● 2階・・・「歴史と文化のフロア」
北海道の歴史・文化や赤れんが庁舎の文化財的価値を伝える展示コーナーや催事スペースとする。アイヌ民族の歴史や文化、「北海道」の名付け親とされる松浦武四郎の紹介も予定する。
その赤れんが庁舎のリニューアルオープンに関して、次のとおり報道されました。
【北海道新聞 2024年6月5日】
道は4日、道議会総務委員会で、大規模改修工事中の赤れんが庁舎(札幌市中央区)について、2025年度のリニューアルオープン後に徴収する入館料を一人300円程度に設定する方針を示した。
改修前は、入館料は必要なかったのですが、リニューアルオープン後は300円程度取られることになりそうです。![]()
赤れんが庁舎は、外観が堂々として見事な建物です。現在の建物は、1888年(明治21年)に完成したものですが、大学時代、政治学の講義で、支配の象徴として見るだけで威圧されるような建物を建てたと教えられました。
確かに、赤れんが庁舎は、建物が立派だし、正門の門柱は高さが5メートルくらいあって、門をくぐる人々が小さく見えます。
【道庁赤れんが庁舎 正門】

