2022年頃から、Z世代に昭和レトロブームがきているそうです。
【Z世代とは】(野村総合研究所)
1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代で、2023年現在12歳~28歳前後の年齢層に当たります。デジタルネイティブ、SNSネイティブとも呼ばれるZ世代は、タイパ(タイムパフォーマンス)重視の効率主義、強い仲間志向、仕事よりプライベート重視、多様性を重んじるなど、従来の若者以上に特徴的な価値観を持っています。
昭和時代は、私にとっても懐かしいので、札幌市内でも特に昭和レトロな飲食店街が残る北24条界隈に足を運びました。
【北24条界隈(北のすすきの)】
北24条界隈は、地下鉄北24条駅近辺の飲食店が多く集まる地域で、「北のすすきの」とも呼ばれています。
再開発が進む「すすきの」(南4条以南)と違って、北24条辺りは昭和時代に建てられた古い建物ばかりで、場末感が漂っています。この場末感をモチーフにした「スナックバス江」という漫画があるくらいです。
【スナックバス江(スナックバスえ)】
札幌市在住のフォビドゥン澁川による日本の漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2017年から連載中。札幌市の北24条にある場末のスナック「スナックバス江」を舞台にしたギャグ漫画である。
私は以前、北22条西8丁目に住んでいたことがあるので、北24条界隈にはよく足を運んでいました。今回は、北24条西4丁目にある飲食店ビル?「福住会館」2階にある「肉needs(ニーズ)」で、ランチをいただきました。
【福住会館】(北24条西4丁目)
照明がなく、暗くて急な階段を上った先に目的の店がありました。
【肉needs(ニーズ)】
ランチは、「ローストビーフ&ハンバーグのW丼」です。
【ローストビーフ&ハンバーグのW丼】
ローストビーフもハンバーグも絶品で、両方の美味しさを体験できて大満足でした。値段も700円(税込)と、昭和にタイムスリップしたような安さで、大満足の2乗でした。
北24条界隈が栄えたのは、1966年(昭和41年)に地下鉄が開業するまで、北24条が市電の終着地だったためです。北24条西5丁目には当時の市電の車両が保存・展示されていて、往時を偲ぶことができます。
【昔の市電の車両】(北24条西5丁目)
*札幌サンプラザ横の広場には、引退した昔の市電の車両が展示されています。