私は、1994年(平成6年)6月に、デンマークとスウェーデンに福祉制度の視察に行きました。
いろいろと見て回った中で、当時は意義がよく分からなかったものとして、コペンハーゲン市のデイケアセンターで見たフットケア設備があります。
利用者自身や施設職員が、利用者の爪をケアするための設備で、デイケアセンターではとても大切なものとして説明を受けたのですが、30年前のことで当時30代だった私には、ピンときませんでした。
しかしながら、還暦を過ぎた今、フットケアの重要性を身にしみて感じています。加齢に伴って足の指の爪が変形することが多く、視力が低下したり、身体が硬くなって、足の指の爪を適切にケアすることが難しくなるからです。
私も、爪が厚くなっていたり、変形したりしていますが、特に左足の薬指が巻き爪になっていて、このままだとストロー状に巻きが強くなって行くのではないかと心配になってきました。
そこで5月10日(金)に、私が住んでいるマンションの2階にある皮膚科クリニックを受診しました。
【小林皮膚科クリニック 8・3プラザ診療室】(北区北8西3)
診察の際は、両足の爪すべてをチェックしてもらいました。
【医師による爪の評価】
● 巻き爪は、親指だとワイヤーで矯正できるが、それ以外の指だと爪が小さ過ぎるので不可能
● 痛みが強くて生活に支障があれば手術も選択肢だが、そうでなければ痛みが出ないようケアしながら付き合って行くもの。
● 白濁している爪が2か所あって、爪水虫の可能性がある。希望があれば検査する。
巻き爪については、今のところ痛みはないので、痛みを予防するテーピングの方法を教えてもらいました。爪水虫については、検査してもらったところ爪水虫ではないことが分かりました。
診療費は、3割自己負担で1,550円でした。