国際通貨基金(IMF)が公表した推計によれば、インドのGDPが来年日本を抜く見込みになりました。びっくり

【日本経済新聞 2024年4月21日】


 インドの名目GDP(国内総生産)が2025年に日本を上回る見通しとなった。国際通貨基金(IMF)の推計によると、インドのGDPは同年に4兆3398億ドル(約670兆円)となり、4兆3103億ドルの日本を抜いて世界4位に浮上する。円安でドル換算の日本のGDPが目減りし、従来予測より逆転時期が1年早まる。
 IMFの23年10月時点の予測ではインドが日本を超えるのは26年だった。

 

 日本のGDPは、2022年のGDPがドイツに抜かれて世界第4位(米・中・独・日の順)になったばかりです。インドが日本を抜くのは、以前は2030年台に入ってからと予想されていましたが、インド経済の成長率が高まっているため、昨年11月のIMF推計では2026年に日・印が逆転するとされていました。今回、円安要因が加味されて、さらに1年早まったわけです。ショボーン

 

 今回の記事は、日本経済新聞に小さく取り上げられただけですが、2025年の名目GDPが速報レベルで公表される2026年の秋頃になって、実際に日・印の名目GDPが逆転していることが数字になって現れれば、インド経済が改めて大きく注目されることになると思います。

 

 私は、今年1月から新NISAの成長投資枠(年間240万円)で、毎月20万円分ずつHSBCインド・インフラ株式オープン・ファンドを購入するほか、毎月50万円分ずつイーストスプリング・インド株式・オープン・ファンドを購入しています。

 

 5年間で1,200万円の非課税枠が一杯になるので、それは2028年のことになります。その頃には、名目GDPの日印逆転がハッキリしていることになるので、具体的な数字となって注目される前にインド株投信の仕込みが済むことを願っています。ニヤリ