昨日(4月20日)の札幌は、日中の最高気温が10度を下回り、この時期らしい肌寒い一日でしたが、JR札幌駅を出ようとすると、寒空の下に大勢の若者たちが募金箱を抱えて立っていました。

 

 あしなが学生募金でした。

 

【あしなが学生募金 JR札幌駅前】

 

 配布されていたリーフレットには、次のとおり募金の趣旨が書かれていました。

 

【あしなが学生募金とは】

 あしなが学生募金とは、学生による遺児を支援するための募金活動です。

【あしなが育英会の概要】

 あしなが育英会は、親が病気や災害(交通事故を除く)、自死で死亡、または親が障がいをもっている家庭の子どもたちに奨学金を貸与・給付しています。

 

 親が病気や災害(交通事故を除く)、自死で死亡、または親が障がいをもっている家庭の現状は、次のとおりです。

 

【奨学金制度の現状】

● 平均可処分所得138万9,806円びっくり

● 全体の51.6%が「病気」「病気がち」びっくり

● 高校奨学金申請者の49.5%が相対的貧困家庭びっくり

● 現在のあしなが育英会の資産状況では、半数以上を採用することができなくなっている。えーん

 

 年間の可処分所得が138万9,808円だと、1か月当たり11万6千円足らずなので、家計のやりくりが本当に大変で、まとまった支出を要する事態には対応が困難なことは想像に難くありません。ショボーン

 

 差し出された募金箱すべてに1000円ずつ入れたので、合計1万1千円を寄付しましたが、焼け石に水であることは明らかなので、気持ちが晴れることはありませんでした。