昨年は、世界的に記録的な猛暑の年となり、国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化が終わった。地球沸騰化の時代がやってきた。」と述べました。

 

 今年も、春から気温が高い日が多く、札幌では昨日(4月15日)、日中の最高気温が26.1度の夏日となりました。これは、札幌におけるその年最初の夏日として、これまで最も早かった1998年4月20日の記録を26年ぶりに塗り替えるものです。

 

 このように、札幌でも、地球沸騰化を裏付けるような「観測史上初」の記録が頻発するようになりました。ショボーン

 

 北海道の開発にとっては、「寒さ」が最大の敵だったので、温暖化すれば良いことの方が断然多いと考えていましたが、寒い気候を前提に発展してきた北海道の農林水産業にとっては、寒冷地に適した作物の生育に障がいが出たり、乳牛が夏バテしたり、海水温が上昇して魚種が変わるなど、様々な悪影響が出ています。ショボーン

 

 そして何よりも問題なのは、北海道の魅力である「本州のような梅雨がなく、湿度が低くてカラリとした涼しくて快適な夏」が失われつつあることです。えーん

 

 地球温暖化が顕著になる前の北海道は、5月になってもまだ底冷えがして,6月に入るとようやく新緑が深くなり、7月から8月上旬は暑い日が何日かあるけれども8月中旬からは秋の気配がだんだん深くなり、9月からは本格的な秋といった季節感でした。

 

 昨年は札幌も記録的な暑さだったので、余市町に行くついでニセコ町まで涼みに行っていました。ニセコ近辺は夏でも霧が出るので、直射日光が遮られて涼しいことが多いのです。ラブ

 

【霧に霞むニセコ高原】

 

 夏の暑さ、冬の寒さをなるべく避けて、日本国内で2拠点生活をするなら、北海道の拠点はニセコのコンドミニアムが良いと感じています。 ニコニコ