不動産経済研究所が1月25日に発表した2023年の東京23区の新築マンション平均価格は、1億1483万円となり、年間で初めて1億円の大台を超えました。

 

 「いったいどんな人が購入するのだろう?」と思っていたら、その疑問にこたえる報道がありました。

 

テレビ朝日系(ANN) 配信】
 去年の東京23区の新築マンションの平均価格が初めて1億円を突破しました。高額物件を誰が購入するのか、取材しました。

1 どんな物件?

 東京・中央区の月島駅から徒歩5分の場所で建設が進んでいる再来年完成予定の地上58階建てのマンション。第1期として今月9日から145戸の販売を開始し、すでに多くが契約済みだといいます。
 2LDKのマンションで1億7000万円。共用施設は30階に東京都心の眺望を楽しみながらすごせるスカイラウンジ。リモートワーク専用のテレワークラウンジ。家族や友達と楽しめるパーティールームも完備されています。

 

【グランドシティタワー月島】

*直線距離で銀座まで約1.6キロ、東京駅南口まで約1.9キロ。都心の暮らしを楽しめる環境

 

2 誰が購入?

 ● 会社経営者

 ● パワーカップル

 ● 買い換え客

 ● 世帯年収が2000万円を超える医師や弁護士などが資産運用を兼ねて購入したり、円安の影響で外国人が投資目的で買うケースもある。

 札幌市内でも、最近分譲されたタワーマンションは、多くの部屋が億ションですが、どんな人が買っているのか、営業担当者に聞いたところ、同じような属性でした。

 

「ONE札幌ステーションタワー」契約者の属性に驚く 】

 

 

 高額物件=タワーマンションとは限りませんが、1億円以上の高額物件を買う人の属性は、東京でも札幌でも似たようなものです。私自身、2007年3月からJR札幌駅前のタワーマンションに住んでいますが、普通のマンションに比べると生活感があまりなくて、ホテル住まいのような感じです。