国立社会保障・人口問題研究所が、2050年までの「地域別将来推計人口」を公表しました。

【読売新聞オンライン 12/22(金) 19:45配信】
  国立社会保障・人口問題研究所は22日、2050年までの「地域別将来推計人口」を公表した。50年に日本の総人口は20年比2146万人減の1億468万人となり、東京都を除く46道府県で20年の人口を下回ると推計した。地方の人口減少と高齢化が同時並行で加速度的に進行する一方、東京への一極集中は一層深刻化すると予想した。

 20年の人口を100とした場合の50年の人口指数が最も低かったのは秋田の58・4で、人口が20年の6割弱の規模に縮小することを意味しています。50年の人口指数は青森61、岩手64・7、高知65・2、長崎66・2の順に低くなっています。

 

【人口減少の割合が高い 上位5県】

1位 秋田県 58.4びっくり

2位 青森県 61.0

3位 岩手県 64,7

4位 高知県 65.2

5位 長崎県 66.2

参考 全国  83.0

 

 人口は、東京都を除く46道府県で減少しますが、人口減少の割合が低いのは、首都圏と沖縄県になります。


【人口減少の割合が低い 上位5都県】

1位 東京都  102.5びっくり

2位 沖縄県   94.8

3位 神奈川県  92,3

4位 千葉県   90.5

5位 埼玉県   90.3

 

 人口推計は、かなり正確に将来の地域の様子を示す数字です。私は、北海道の人口推計を、20年前から観察していますが、当時の推計では2030年の北海道の人口は471万9千人となっていました。今回の推計では、479万2千人と7万3千人多くなっていますが、大勢は変わりません。ショボーン

 

 日本の総人口の将来推計は、次のとおりです。

 

【日本の総人口(推計)】

2020年 1億2千614万人

2025年 1億2千326万人

2030年 1億2千 11万人

2035年 1億1千663万人

2040年 1億1千283万人

2045年 1億  880万人  

2050年 1億  486万人

 

 2020年から2050年までの30年間で、2千128万人も減少する上に、高齢化が進むのだから年金や医療保険、介護保険を維持するためには、国民負担率を大幅に引き上げるしかないと思います。

 

 日本の将来人口を見ると、経済成長は期待できないので、現在保有している日本株は、2030年までを目途に売却を進めるつもりです。