今日(5月27日(土))午後2時から、北海道大学医学部で開催された市民公開イベント「腰部脊柱管狭窄症」に参加しました。

 

市民公開イベント「腰部脊柱管狭窄症」

● 講師 北大医学部特任教授 須藤 英毅

      北大医学部特任助教 大西 貴士

● 内容

  中年以降に多い腰部脊柱管狭窄症は、腰や臀部(でんぶ)の痛み、さらに下肢のおもに後外側に出現する痛みやしびれによって日常生活に支障が出ます。なぜ起こるのか?その原因や手術法、最新の治療法、研究について解説します。

 

 腰痛で悩んでいる人、脊柱管狭窄症で腰に爆弾を抱えている人は珍しくなく、私の姉は、昨年の秋から臀部の痛みが強くて、現在は、札幌医科大学附属病院の慢性疼痛センターに通院しています。

 

 私も、ゴールデンウイーク中は腰痛で苦しんでいたので、この機会に勉強したいと思って市民公開イベントに参加しました。

 

 会場となった北大大医学部臨床講義棟の大講堂は、100名を超える参加者で一杯でした。

 

【イベント会場】

 

 神経の束が入っている脊柱管は、加齢に伴って狭くなって行くのですが、肥厚した椎間関節や黄色靱帯といった骨や靱帯が神経を圧迫すると、痛みやしびれなど脊柱管狭窄症の症状が出てきます。

 

 休まずに歩き続けることができる時間が15分を切るようなら、手術が適用になるそうです。 

 

 手術の動画も見せてもらいましたが、椎間関節、椎間板、黄色靱帯を切除して、狭くなった脊椎管を拡げるもので、独自のコツがあるそうです。

 

 北大病院では、特に手術が難しい症例に限って、週に4件くらい手術しているそうですが、我汝会えにわ病院(恵庭市)が、全国2位の手術件数なので、手術を受けるならそこが良いようです。