札幌でイチョウの名所と言えば、欠かせないのが中島公園のイチョウ並木です。公園北側から中心部に向かって、40本余りのイチョウの木が植えられ、100メートル程の並木道になっています。
【中島公園のイチョウ並木】
このイチョウの木が植えられたのは、1971年(昭和46年)12月に札幌市営地下鉄が開業した時期なので、樹齢50年ほどです。現在は、樹高10メートル程度ですが、今後もっと枝が茂って見事な並木道になっていくだろうと思います。![]()
イチョウ並木を歩いた先には、イチョウの巨木もあって、こちらも黄葉真っ盛りです。
【イチョウの巨木】
中島公園には、日本庭園もあります。![]()
【中島公園の日本庭園】
カエデが紅く色づいて、京都の南禅寺辺りを散策しているような雰囲気です。日本庭園の中には、茶室「八窓庵(はっそうあん)」があります。
【茶室 八窓庵】
この茶室は、茶人大名として有名な小堀遠州(1579~1647年)が建てたもので、札幌市に寄附されたものを移築して公開しています。
中島公園は、面積が23.6haなので、東京ドーム5個分くらいの広さがあります。日比谷公園が16.2haなので、都心の公園としては十分な広さがあり、かなり見応えがあります。![]()



