日本は、圧倒的に日本人が多い国なので、日本全国どこに行っても代わり映えのしないようなところがあります。その点、北海道にはアイヌ民族をはじめとする北方民族の文化を感じられる場所があり、異文化の魅力を加えています。ニコニコ

 

【北海道における北方民族とは】

 東アジアの北方民族、特にアイヌ民族(カラフト、千島、北海道各地の部族)、ニブヒ(ギリャーク)民族、ウィルタ(オロッコ)民族のこと。

 

 アイヌ民族の文化は、近年特に尊重されるようになり、白老町には壮大なウポポイ(民族共生象徴空間)が整備され、新たな観光資源になっています。

 

 札幌市内では、北大植物園内(北3西8)に、北方民族資料室と北方民族植物標本園があって、明治時代初期に開拓史が博物館展示用に収集した資料や、北方民族が利用した植物約200種類の実物を見ることができます。

 

【北方民族資料室】

 

【イオマンテ(熊送りの儀式)の祭壇】

 

【アイヌ民族の衣服】

 

 北方民族植物標本園には、北方民族が利用した植物約200種類が、衣用(染織を含む)、食用、住用(用材、器具材など)、薬用、祭祈、狩猟、その他の用途別に標識を付けて植栽展示されています。

 

【北方民族植物標本園】

 

 知り合いのアイヌの方が、キハダの木の実(アイヌ語でシケレベ)をスパイスとして使ったカレーをデリバリーで販売しているのですが、「シケレベの木の実物を見たことがない。」と言っていたので、今度教えてあげることにします。

 

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【キハダの木(シケレベ)】