5月10日(日)に私が役員を務めるNPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトが運営する余市エコビレジを訪ねたとき、代表から相談を受けたのが特産品定期便の企画でした。年会費2万5千円で20口を募り、出資者には余市エコビレッジ+余市テラス(余市町内のコミュニティカフェ)両者の特産品(野菜、果物、加工品)を余市テラスのスタッフがお届けするというものです。

 

 実は、同様の企画は余市エコビレッジ単体でも取り組んだことがあるのですが、そのときは余市エコビレッジの産品がほとんどなく、仕入れにお金がかかるため、ほとんど利益が出ないという結果に終わりました。

 

 余市エコビレッジの産物を使って付加価値の高い特産品が作れないものかと思案していたところ、一昨日、私の知人がFacebookに、牛乳を使わず卵だけで作るアイスクリームを紹介して、作ってみたいと書いていました。卵なら、余市エコビレッジで鶏を19羽飼っているし、近隣にも新規就農で鶏をケージに閉じ込めずに飼育している農家が、販路を求めています。

 

 卵だけで作るアイスクリームの原料は、卵以外にはわずかな砂糖とバニラエッセンスだけなので、利益率が高いです。さらに、トッピングとして、ラズベリー、ブルーベリー、サクランボ、ブドウとその加工品も自給できます。ひらめき電球そこで早速、Facebookの知人に、試作品の作成を依頼しました。製品化の目処が立てば、余市テラスが食品加工の免許を持っているのでそこで販売用に作ることができます。「余市たまごアイス」(仮称)照れが、ウイスキー、ワインに続く余市町の名産品になるかどうか、今から楽しみです。ニコニコ