新型コロナウイルス感染症の影響で、マスク、アルコール消毒液、体温計がドラッグストアの店頭から姿を消しました。さらに、最近では、ウエットティッシュ、ハンドソープの棚も空になっており、それ以外にも、トイレットペーパーやキッチンペーパーの棚も、一人2点までなどの制限が書かれた札が付いています。

 

 

 私は、母の介護用品を買う必要があって、ツルハとサツドラの店舗に足を運んでいるのですが、今週からツルハの店舗では、「大人のおしりふき」が一人1日2点までに制限されるようになりました。さらに、使い捨て手袋も棚が空の店が増えてきました。ガーン

 

 
 
 マスクやアルコール消毒液などと違って、「大人のおしりふき」と使い捨て手袋は、トイレの介護が必要な要介護者がいると、必要不可欠なものです。マスクやアルコール消毒液はなくても済みますが、特に使い捨て手袋は、排便、吐しゃ物の処理、口腔ケア、汚れた衣類・寝具類の洗濯などの際に欠かせません。特に、老人福祉士施設でコロナの集団感染が起きている今はなおさらです。
 
 使い捨て手袋は、製造国の表示を見ると中国製ばかりなので、マスク以上に品切れが心配されたので、3月7日(土)に店頭に山積みになっていたツルハ大麻店で100枚入りを25箱買いました。毎日10組=20枚使うとして、1か月だと600枚=6箱必要なので、1年間だと72箱必要になる計算です。現在は、手持ちが20箱を切っているので、慌ててネットで探すと、ネットショップも品切れ続出で、辛うじて、楽天市場で20箱、ヨドバシカメラで3箱注文しましたが、商品が届いていないので本当に買えたのかどうか分かりません。さらにPayPayフリマでも20箱を14,500円で買いましたが、塩化ビニール製の最安品なので元々の定価は5,800円の商品です。
 

 私は車で在庫のある店舗を探し回ることができるし、ネットで探すこともできますが、介護する側でも私のようには必要な商品を買い集めることができない人もいます。医療用のマスクや防護服など医療関係用品の不足は話題になっていますが、介護用品の不足も深刻です。母が入居している有料老人ホームの介護担当のチーフに聞いたところでは、介護用品の納入業者に発注しても納品が滞っているそうです。介護担当の職員に聞いたところでは、使い捨てマスクの支給は週に2枚とのことで、マスクの表面がけば立っていました。えーん介護用品の流通が安定するよう政府が力を尽くしてほしいと思います。