株式投資のノウハウ本を探すと、かつてはチャート分析の本がたくさんありました。ローソク足、ゴールデンクロス、三尊天井、ストキャストティクス、ボリンジャーバンド等、チャート分析に基づく投資のテクニックを身に付ければ、儲かる可能性が高いと思って一生懸命に勉強しました。ノウハウ本には、過去のチャート例を載せて、株の値動きの天井や底でどのようなパターンが出るかが書かれていました。さらには、そうした必勝パターンの銘柄を選び出すソフトも開発されていました。
しかしながら、幾ら勉強しても、必勝パターンを見つけることができるようにならず、チャート分析の習得は諦めました。今では、売買の際に10年チャートを見て、高値圏にあるか安値圏にあるかを参考にしているだけです。チャート分析は、それを投資に役立てることができない私にとっては、無意味な手法です。