今の仕事、今の職場は自分に合っているのか? | 働きがいコンサルタント 仲井圭二の日記

働きがいコンサルタント 仲井圭二の日記

働くことを楽しくすれば、生活の質は確実に向上し、幸せな人生が実現できます。長年企業で働き、キャリアコンサルタント、コーチ、講師、整理収納アドバイザー、著者として活動している私がお手伝いします。

働き方に関する本を書いています。

 

2021年3月に出版予定です。

 

ここではその内容を順次ご紹介して行きます。

 

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今の仕事、今の職場は自分に合っているのか?

 

  皆さんは今の仕事、今の職場が自分に合っているかどうか考えたことがあるでしょうか?同じ職場に長くいると、その職場の雰囲気に染まってしまい、自分がどう感じているのかが分からなくなってしまいます

 

●今の状況を見つめる

  私は就職して以来、目の前のことをこなすのに精一杯で、そのようなことを考えないまま20代が過ぎて行きました。考えないままと書きましたが、私が就職した頃は、一回就職したら、一生同じ会社に勤める人が殆どで、転職する人はそれほど多くありませんでした。従って、私もずっとここにいるのだろうなとぼんやり思っていて、今の仕事、今の職場が自分に合っているかどうかを考えることなど思いつきもしなかったという方が合っています。

 

   仕事の内容もそれほどいやではなく、結構楽しくやっていました。海洋の波の調査を中心に、地震の調査をやったり、たまには、気象の観測で1週間程度現場に行ったりすることもありました。

 

   気候変動や地震観測の関連で、日本が途上国に対してどんな援助を行うことができるかを調査するために、現地に行ったこともあります。ベトナムや中国、フィジー、西サモアの気象観測所やフィリピンの地震観測所を訪問して、現状の問題点について質問したりする仕事はとても刺激的でした。

 

   アメリカやオーストラリアの研究機関を訪問したりする機会も頂きました。とても緊張しましたが、やり遂げた満足感は格別のものがあります。

 

   しかし、40歳頃になると、自分のことが何でも屋みたいに思えて来て、専門的にこれをやったということがないのではないかという気持ちを感じるようになりました。色々やったけど、私は一体何者だろう? という疑問を感じ始めたのです。