最強鈑金屋伝説・エンジンオーバーホール・L型エンジン/ダットサン620編 | THREE ARROW INC. Restore&Custom

最強鈑金屋伝説・エンジンオーバーホール・L型エンジン/ダットサン620編

最強鈑金屋伝説・エンジンオーバーホール・L型エンジン/ダットサン620編

 

時代と共に

機械は機械臭さを失い、

人間は人間臭さを失っていく。

 

それでも古き良き時代が好きだから

直したいという要望は現在もある。

 

日本の製品も世界に誇れる時代があった

その代表格とも言っも過言でないのは

日産が製造したL型エンジンだ!

 

L型エンジンは

SOHC式動弁機構を採用するガソリンエンジン

メルセデスベンツに対抗すべく

1965年から製造を開始。

(国産車にSOHCが導入され始めた1965年。日産が誇る名車の一つでもある、「セドリック スペシャル6」に搭載されたL型6気筒エンジンが初めて)

その後、約20年に渡り活躍し日産の一時代を築いた。

 

自分から言わせれば自分が好む「魂のモノ作り」

まともなものが作られていた時代といったところだ

言葉は悪いが・・

 

今日の話は

そんなL型エンジンを搭載したUSダットサン620(輸出仕様)の

エンジンオーバーホールだ。

 

 

L型エンジンは

上文のとおり、魂の物づくりによって

製造され現在もファンが多く人気がある。

 

構造も単純で

プロからアマチェアまで

触られる事が多いが・・。

 

自分に依頼されたのは

1978年型 USダットサン620(ダットサントラックの輸出仕様)で

L20B型の輸出専用のL型エンジンが搭載されている。

 

 

このエンジンは

国内では部品もデーターも

少ない、ほぼない品物だ。

 

 

L20B 輸出専用エンジン

 

 

他所で出来ないや

難しいのが専門である

自分にとって断る理由もなく

引き受ける事にした。

 

 

コンセプトである

中身も外見も完成度の高いエンジンオーバーホールを

国産エンジンで行ったのは

このUSダットサンが初めての事でもある。

 

以前にオーバーホールを行っている?

腰上をやったという

情報があっての故障だったので

ブロックやヘッドなど損傷が気がかりだったが・・・

その辺のリスクの説明をオーナーが理解している事や

初めればすぐに分かる事なので

早速とりかかることにした。

 

 

エンジンを下して

分解、全ての部品の状態を点検していく。

 

エンジンブロック、ヘッドは

目視による損傷の確認と

計測機器による計測を行う。

 

小さく高回転型のエンジンである為

より精度の高い計測設備のある

内燃機屋さんへヘッド、ブロックを持ち込みして

計測、面研磨やバルブガイドの高性能マシンでの

修正をお願いした。

 

 

 

大きな工作機械が

必要な箇所のみ外注し

細かい箇所は

全て自社で行う。

 

 

新品バルブをセットする為の

バルブのすり合わせ

 

 

 

 

 

純正カムが製造廃止の為

パフォーマンスのカムシャフトを使用する。

 

キャブレターも大きなものが

ついているので

少しばかしのチューンドも楽しむ事が出来きて

一石二鳥だ!

 

ここで気をつけないとならないのが

やりすぎないことだ。

 

パフォーマンスパーツ(カスタムパーツ、強化パーツ)と

いうと値が張るものや

良いものにたいして誤解が生じる事がある。

 

性能が高いというのが

街乗りでなく

レース用であったり

コンテスト用であったりするからだ。

 

この誤解は意外と多く・・

イメージと仕上がりが全然違うものに

なってしまうから注意してほしい。

 

このカムも少しだけ

純正のスペックより高いものを採用している。

 

「ハイカム」なんていうと聞こえが

良いからより強力なものを入れようとするが

それは大きな間違いで

あくまでバランスが大切なのだ。

 

 

 

いつものように

外見のオーバーホール・リビルド、

リペイントは俺が担当した。

 

 

純正のブルーは

当時のカタログや写真、

経年を逆算して複数の色を組み合わせて調合したものだ。

 

 

 

ヘッドは

元々塗装されていないので

やりすぎないように

 

金属に近い質感のメタリックを

薄く吹き付けして

クリアーコートを行い

新品を再現した。

 

 

塗装を終えたら

組み立て作業だ。

 

もはやプラモデルのようだ。

 

1つ1つ部品を確認しながら

規定のトルクで

的確に丁寧に組み上げていく。

 

全て

段取りをイメージして

先回りして

万全の準備を行っているから

 

トラブルというのは

ほとんど起きない。

 

トラブルが起きる箇所は

あらかじめ

起きる可能性があると想定しているから

 

自分の店では

トラブルという事はほとんど起きない。

 

スケジュールどおりに

順調に進むのが当たり前なんだ。

 

普通はそうだと思うけど・・💦

 

ね(笑)。

 

 

 

 

この仕事の特権だわな・・

一番初めに乗れる!

 

そうテスト走行は自分の担当!

 

お客さんに引き渡す前に

店から近い

高速道路、圏央道で

高速走行のテストを行っている。

 

 

 

おまけ。

現車では

GM純正のIGモジュールを

使用してフルトラにしている。

アメ車屋さんのご愛敬!ってやつかな。

何事も遊び心が大切だ!

 

 

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