「道化師の森」観てきました | ケイジのB

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50歳を過ぎて、役者目指してただいま奮闘中です。

 劇団 THE CUPID MAGIC の「道化師の森」観てきました。この劇団、僕が、映像の撮影現場で知り合った友人が依然所属していて、何回か見たことがある、結構老舗に劇団です。しかも今回は、僕の劇団Anicy(アニシィ)の11月公演に出演した頂く役者の方が二人も参加していることもあって、久しぶりに観に行ってきました。今回の「道化師の森」は、主宰の田窪一世さんの代表作の一つでもあるということで、さすがに小劇場なのに舞台転換が多くて、びっくりしました。最近だと一場だけのお芝居が多い中、移動しての舞台転換は、大変だなぁ、と思いました。
 自分の過去の記憶が曖昧だったら、間違った形で記憶されていたら、やっぱり過去に戻って、確かめたくなりますよね。そんな気持ちになりますよね。だって、間違った記憶のままで、一生終えるのは、やっぱり嫌ですからね。
《概要》
 2001年に初演した「道化師の森」の5回目の再演。「黒いスーツのサンタクロース」と並んで田窪一世の代表作と言える作品です。昭和と平成、令和を結ぶ珠玉の物語。「昭和レトロ」の世界観を堪能出来る新しい形の大衆演劇です。
《STORY》
 絶頂期を急降下したコメディアン。
仕事とも、奥さんとも、娘とも、
愛人たちとも上手くやって行けなくなった男は、体を壊して入院します。
それはある昼下がりの出来事でした。
病室にひとりの老女が訪れた事がきっかけで時間の歪みが生じ、男は50年前の実家の映画館にタイムスリップしてしまいます。
5歳の頃の自分と再会した男は、
 ずっと思い残して来たある事実を確かめようとするのですが……。