菅原文太やくざ映画の最高傑作 山口組外伝九州進攻作戦 | 市川名画座 娯楽的映画生活

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菅原文太の代表作といえば仁義なき戦いシリーズが有名ですが、私が選ぶ最高傑作は1974年の山下耕作監督作品、山口組外伝九州進攻作戦 です。公開当時観て10年周期で見直していますが、何度観ても色が褪せない、観る度に再発見する作品です。
実在するやくざ通称夜桜銀次が山口組の鉄砲玉としての半生を実話に基づいて描かれています。但し山下監督は実録路線の人ではないので、深作欣二監督とは違う手法で菅原文太を表現しました。
それはフアッションに多大に現れており、劇中の菅原文太のフアッションは白いスーツを中心に非常にスタイリッシュです。
共演陣も豪華で梅宮辰夫、渡瀬恒彦、津川雅彦、渚まゆみ、志村喬等。特に知性派やくざを演じた津川雅彦が最高です。
やくざ映画の歴史に残る名作だと思います。