2017年3月のラグビー! | けーいちのブログ

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ラグビー好きの親バカ日記

1ヶ月ぶりのブログです。

 

この1ヶ月の間にいくつかの事がありました。

最初に自分にとって、とても大事な事を書きます。

それは、私の祖母が102才になる直前に施設で眠る様に亡くなった事でした。

 

男子であれば母の母、いわゆる「おばあちゃん子」になる可能性が高いと思いますが、私もそうでした。小さい時は「おばあちゃんが亡くなったらどうしよう」という不安をかきけす為に、廻りの大人に「人は頑張れば死なないんだよね?」等と聞いたものです。

 

母は「そうだよ。死なない事もあるんだよ。」等と適当に答えていたものですが、当の本人、祖母は「人間いつかは死ぬんだよ。『一輪咲いても花は花』だよ。」と答えて私の不安を更につのらせていたものでした。

 

『一輪咲いても花は花』祖母が言いたかったのは、「何年生きようと、例え30年で終わろうと、80年で終わろうと、仮に10年で終わろうと、人生の本質的な価値はなんら変わらない。50年生きても、10年で終わっても、そこまでの人生には尊い意味があり、だからこそ廻りの人間はそれを乗り越えて前を向いて生きていかなければならない。」という事でした。当時はそれを聞いて怖くなって更に泣いた物ですが、大人になると救われる気持ちになります。

 

祖母は豪放磊落な考え方なので反省とか後悔とは無縁だったように思えましたが、たまに人生で唯一後悔しているという話しをしてくれました。それは年の離れた妹が4才の時に一緒にお風呂に入り、姉である自分がちゃんと見ていなければいけないのに、その妹が風呂場で転んで口を切りそれが原因で破傷風で亡くなった事でした。それから何十年以上たっても自分の不注意を責めているようだったのを覚えています。

 

破傷風で亡くなる事は現代ではありません。戦争だってありません。だけど大正4年(1915年)に生まれた祖母は、「家庭生活とかを除けば、日本の社会は満州事変までの世の中が一番良かった。」というのが口癖でした。それは生きて行く為に、前を向くために必要な物語が確実に伝承されていく、お互いがお互いを信頼して助けあうことのできる世の中だったからだそうです。

 

13から17まで大妻高等女学校に通っていた祖母は、近くにある靖国神社の春秋それぞれの例大祭にご親拝される天皇陛下をお迎えする為に下馬の場所から同校の女生徒が両側をずっと拝礼するのが決まりでした。天皇陛下のお姿を自分の目で拝する事は不敬とされていました。しかし祖母は4年生、16才の時に好奇心を抑えられなくて、ちらっと拝礼を止めて顔を上げたそうです。そうするとまさに白馬から下馬された瞬間で、天皇陛下の朱色のゲートルが眩しくて「見てはだめだ」と自制心が働き、また顔を伏せたそうです。

私はこの話しが大好きで何度でも聞いたので、今でも自分が見たかの様に、真っ白な白馬から勲章が沢山着いた軍服を着て九谷焼のような真っ赤なゲートルをつけた足をあぶみから外す昭和天皇のお姿を自分も浮かべる事ができます。

 

もう祖母からそのような話しを聞く事はできません。

101才まで生きたから、表現上は大往生なんでしょうが、やはり寂しいものです。

「一輪咲いても花は花」この寂しく感じる瞬間の為に祖母は僕たちにこの言葉を遺していたのかなと思いました。

 

まさか天国にはスマホは無いし、あっても使い方が分からないからこのブログを見ているとは思わないけど、もしかしたらという可能性もあるので、

『おばあちゃん、ちゃんと家族仲良く暮らすから安心してね!』

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話題を代えます。神社巡りは遠出をするようになりました。

以前からお参りしたかった茨城の鹿島神宮にようやく念願かなって行く事ができました。爆  笑

 

凄く立派なさざれ石です。息を飲みました。

 

とても神秘的な御手洗池です。何時までも眺めている事ができました。

 

社殿です。

 

もちろん、御朱印も奥宮のものと共にいただきました。

 

そして過日、これも念願かなって寒川神社にお参りして来ました。

 

素敵な神社でした。神社の売店のお蕎麦も美味しくいただく事ができました。

 

こちらは寒川神社の御朱印です!

鹿島神宮も寒川神社も今度はタケルと一緒にお参りしようと思いました。爆  笑

 

さて本題のラグビーはどうかというと、サンウルブズの開幕戦は秩父宮に見に行きました。

 

実は前日まで応援に行くかどうか躊躇していたのですが、やはり応援で後押ししようと思い、チケットを買ってかけつけました!クラッカー

 

やはりハリケーンズは強かったです。ディフェンスとオフェンスの切り替え時のスピード、それが個々だけでなく組織としても徹底されているのが最も印象に残りました。

 

 

しかし昨夜のキングズとの試合は勿体ない試合でしたね。正直ちょっとガッカリです。

 

さて、ラグビースクールは塾の合間をぬって月1〜2ペースですが楽しんでいます!

「なかなかラグビーできないけど、中学に入ったら思い切りできると割り切ってるよ。だけどたまに参加出来る時は思い切り楽しもうと思っている。最近面白いな、色々なテクニックが必要なんだなと分かったのはモール。ちゃんとモールの中で密集にパワーを与えられるような選手になりたいな。」(タケル談)

 

実は親子でNBAをテレビで見る事がままあり、正直に言うとラグビーよりも多いくらいです。カリーはやっぱり凄いですね。誰にでも凄さが伝わるところが素晴らしいし、またバスケの魅力だと思います。個人的にはカリーが素晴らしいのは分かります。ただアービングやウェストブルックなども含めてポイントガードが最も注目をあびるバスケにほんの少し違和感もあるのです。

うちの子はカリーやレブロン、デュラントにはまっているので、もしかしたらバスケの方が・・と思わなくも無く、仮にそれはそれで良いとも思っているのですが、親としては気になっていました。

 

そしたらこの前の図工の作品を持って帰って来たら、

針金のオブジェ(?)の中に、本人がペイントしたラグビー日本代表のジャージが吊るされて、タイトルは「将来着たいジャージ」というものでした。!!びっくり音譜

「やっぱりバスケやカリーも好きだし、吹奏楽も大好きだけど、まだまだラグビーだね。○○中学(※本人が進学したい中学)に進んでラグビー楽しんで、上手くなって良い思い出を作りたいという気持ちが強いよ。」(タケル談)

 

ちなみにジャージの背番号は、

「そりゃエイトだよ。ラグビーで一番頼りになるポジションはナンバーエイトだよ。ロックと共に常に身体を張っているじゃない! でも最近、自分に向いているポジションはフッカーなのかもとも思い始めている。正直フォワード一列はちょっと・・だけどオールアウト見たりしてそれもありかなと思っている。それからロックのポジションにも興味がでてきた。ラグビーでは4番、5番がどういう動きをするのかを見ている自分に気がつく事があるよ。いずれにせよ足は速くなくて身体が大きいからフォワードだね。」(タケル談)

 

3月になり、春らしくなってきました。私は歳をとったせいか花粉症が3年前から凄く楽になりました。さぞ辛い季節をお迎えになる方もいらっしゃるかと思いますが、それでも大いに春を楽しみましょう!ウインク

 

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