【田舎やさん】蕎麦と天ぷらと田舎は良い組み合わせ | Mrネクストのじっくり読むブログ

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食べ歩きと旅と卓球のことを、写真を交えて、じっくり書きます。
ヤフーから、引っ越してきました。多くの皆様に、じっくり読んでいただけると嬉しいし、喜んでもらえる記事を書きたいと思っています。
卓球の記事については、嘆きと反省になります。

 

 
 田舎やさんは、店名の「や」をひらがなにしています。お店の立地は、上信越自動車道の松井田妙義インターの近くで、また妙義山はすぐそこであり、店名の通りの「ド田舎」にあります。
 
 
近くて遠いのが、田舎道です。そこの田んぼの向こうにあるってわかっていても、田舎道は予想を裏切るように曲がっていて、うっかりしていると逆方向に行ってしまいます。田舎やさんは段々畑の一画を駐車場にしていて、こんな風ですから、初めてのお客さんは辿り着くまで苦労します。私も、前回がそうでした。
着いてしまえば、趣きのある場所ですよ。
建物も典型的な田舎の家で、そのまま店舗で使っています。
 

 
蕎麦は、山菜入りで、ここでも田舎をアピールします。
我が家も相当の田舎ですが、ここはそれよりさらに田舎ですからね。
群馬県は、「秘境」とか言われていますが、田舎やさんからあと5キロ進んで妙義山まで行くと、確かに秘境となります。住所は、田舎やさんが安中市松井田町で、妙義山は富岡市妙義町です。市町村合併により双方ともこうなりました。
また、県名に「ん」が付くのは、日本中の都道府県の中で「群馬県」だけです。さらに、市名に「ん」が付くのは、群馬県では「安中市」だけになります。
 

 
 天ぷらは、海老・舞茸・サツマイモ・にんじん・なすの五種類でした。
揚げたては、美味しいです。

 

 
膳の端には、「ちょこんと」キャベツの塩もみが付いていて、箸休めになりますよ。こんなお店でないと、なななか食べられませんよね。
今、「ちょこんと」って表現しましたが、「少し」という意味で書きました。これを群馬弁にしますと「ちっとんべぇ」となります。
群馬弁は、難しいです。
 

 
 松平健さんのような有名人も来店したもようで、色紙が飾ってありました。

 

 
私は、田舎産まれの田舎育ちですから、土間から上がって畳敷きの和室に座るのは普通のことです。でも、仏壇はもっと奥の仏間にあって、このように客間に「デン」ってあるのは、珍しい風景でした。仏壇の上に神坐があるのは珍しくありませんが、すぐ横に「天ざる」ってあるのはこちらだけです。
秘境の県にある、田舎やさんでした。