【5/14(火)の易の言葉】は【明夷・メイイ】です。
太陽が沈むように、明るさが暗さに覆われること、つまり賢明な人が暗愚の人に虐げられることはあります。
しかし、太陽が見えない所でも明るさを失わないように、【智慧の光によって、自分の心を光らせ続けること】が大事です。
【解説】
昨日は、人は不満や不平を口にしながらも、変化を好まず、変化への行動をせず、「虐げられていること」に甘んじるものだと解説しました。
なぜそのようになるかといえば、そもそも、愚かな人が賢明な人を虐げることができる場合、愚かな人には、必ず無視できない地位や力があるからです。
地位や力を持っていない愚かな人は、単なる無能な愚か者です。
無能な愚者が、賢明な人を思い通りにできるはずがありません。
それなのに、賢明な人が虐げられるのは、「能力」でなくて「付属物としての力」に差があるからです。
また、勝敗を決するのは「能力・優劣・賢愚」ではなくて「強弱」です。
この上で、人の本質とは、強いものになびき、弱いものから奪うものです。
いくら奪っていないという人でも、食べ物とは、そもそも必ず植物か動物の命を奪うものです。
人は、DNAレベルで、強いものになびき、弱いものから奪います。
だから、不平や不満を「言う」だけで、結局何もしないのです。
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この上で、人の本質とは、強いものになびき、弱いものから奪うものです。
いくら奪っていないという人でも、食べ物とは、そもそも必ず植物か動物の命を奪うものです。
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