緊急入院しました

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実は、私、5月7日、午後、心不全悪化のため緊急入院いたしておりました。
連休は養生のため故郷で過ごしておりましたが、連休明けの月曜日(5/7)地元の徳島中央病院へと救急車にて搬送されました。
当初は肺に水がたまっており、心臓もボロボロで危険な状態でしたが、医師や看護士さんたちの熱意ある看護のおかげでここへ来てやっと呼吸も正常に戻りだいぶ回復のきざしが見えてきました。
実は私は12年前に同じ手術(カテーテル、バイパス手術)をしており、気をつけてきたつもりですが、やはりショックでした。

読者の皆様やブログ仲間の方々おかげで3年間続けこられた、私の拙いブログですが、このたびこういう形で穴をあけてしまうことになり非常に残念です。

しばらくは、治療に専念しますが、近日中に必ずカムバックし、また、よりすぐりの心温まるお話をお聞かせしたいと思っています。

しばらくのご猶予くださいね。


この場をお借りしまして、とりあえず近況報告させていただきます


親愛なる皆様へ



三木惠吾





風呂敷包みを抱いた女性が制服を着た中学生位の女の子と、小学校低学年の男の子を連れてご搭乗なさいました

濃い藍色の風呂敷に包まれていましたがその中身は白い包みのご遺骨ではないかと気づきました

大事そうになさっているご様子から、ほぼ間違いないと‥

中央4席のうち3席にお座りになったので、隣の席が空席であることを確認してから、「こちらの席が空いておりますので、こちらのお席もお使いください。ベルトで固定させていただいてもよろしいでしょうか」

「ご丁寧に恐れ入ります。よろしくお願いします」

そう言って涙ぐまれながら包みを渡して下さいました

(もしかすると、この子たちのお父さん‥)

そう思うと、とても不憫で涙が出そうになり、慌てて目を押さえていると

その様子を気づかれたのか「主人なんです」と教えて下さいました

受け取った箱は暖かく、もちろん奥様がずっと抱いていらしたからなのですが、ご主人の温もりのように感じられました

そして「ありがとうございます」とお姉ちゃんが涙声で言って下さいました

お二人の想いを考えると、涙をこらえ、「元気を出して下さいね。これからもお父様はいつも皆さんと一緒ですよ」

その時です

『大丈夫だよ』

「えっ?」

奥様もお姉ちゃんもきょとんとしていました

声の主はお姉ちゃんの隣にいました

野球帽を被った幼さの残る男の子

驚く奥様とお姉ちゃんを優しい目で見ながら、

「お父さんが病気になった時、『お父さんがいない時は、お前がお母さんとお姉ちゃんを守るんだぞ』って、僕『うん、わかった』って言ったんだ。だから大丈夫だよ」

「ありがとうよろしくね」

奥様が優しく微笑みました

お姉ちゃんはとうとう声を出して泣き崩れてしまいました

「偉いな坊や、頑張れよ」

「頑張ってね」

親子のやりとりが聞こえていたようで通路を挟んで隣に座っていたご夫婦が男の子に声をかけて下さいました

その優しい言葉に、私も胸が締め付けられ、この家族を応援したい気持ちになりました

「うん」

ふと見ると男の子が自分のももをつねっていました

お父さんとの約束を守るために人前で泣いてはいけないと思ったのでしょう

小さな大黒柱がたくましく見えました


三枝理枝子著「空の上で本当にあった心温まる物語」より


究極の利他の心

この男の子ようにどんな時でも逃げずに『大切な誰かを守る』人でありたいですね

本来の日本人

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「我が身をつねって人の痛さを知れ」

という言葉があります

とかく自分勝手の人が多い現代なのですが、相手の立場になって考えてみれば、できないことはいっぱいあるはずです

こんな話を聞きました

ある幼稚園で、乱暴な子に、先生がいじめられた子に、いじめた子をつねらせたことがあるそうです


私たちは、とかく、自分中心に物事を考えたり、判断しがちです

自分の命は惜しいし、危害にあったり損をしたりするのは嫌だからです

これは万人共通で自分だけがそう思っているわけではありません

でも他人がそのように思っていることを忘れてしまっています

忘れていなくても、自分さえ良ければ、という人があまりにも多いようです


これは、日本が戦後、復興に向け、なりふり構わず進んできた、ツケとも言われています

目先の利益だけを求めて、他人の迷惑や将来のことも考えないで、ガムシャラに生きてきたからです


そうした中で、親は仕事中心で振り回され、家庭のことなど顧みることなどできなかったのです

ですから、そうした中で、育てられた子供たちは、他人のことまで思いやるゆとりなどなく、十分な躾がされないまま、育まれてきたとも、言えるわけです

でもそうした当たり前でもあった、自分勝手な社会が、昨年の不幸にして起きた、東日本大震災で一変することになりました

人々は我先にと、競って争うことなく、他人のことを思いやって、整然と列を作り、待ち望んでいる姿は世界からも、絶賛されることになりました


これが本来の日本人のあるべき姿ではないでしょうか


“喉もと過ぎれば、熱さ忘れる”という言葉があります

昨年のあの未曾有な大災害をいつまでも、風化させることなく、人が手に手をとって助け合ったことを決して忘れないでいたいものです


今日、早朝の散歩時、電車待ちの踏み切り、手前で対向する
対向する車が通り過ぎるまで愛犬と待っていたら、運転手の方がこちらに、深々とお辞儀をして通過していきました


何とも爽やかで嬉しい気持ちなりました

些細なことかもしれませんが、これが本来の日本人ではないでしょうか ...。